2017 藤田保健衛生大学医学部 第6学年 〈選択制総合医学〉
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44 講座名 消化器内科学(第二教育病院) 責任者 片野 義明 受入学生数 一期間に最大3名まで 実習期間 ①6週間コース ②3週間コース 実習内容 1)消化器疾患の基礎知識を復習すると同時に画像診断の読影をマ スターする。 2)実際の診療に参加することで、臨床に関する知識を確実なものにする。 1)について 教授、講師が消化器疾患のなかで覚えておくべき重要ポイントを解説する。同時に画像を見ながら覚えておくべき重要な所見を解説する。 画像診断をマスターするには、まず、正常な画像を見て、どこに注目して読影するかを知る必要がある。その上で、さまざまな疾患の典型像を見て、画像からわかる病態を解釈することが重要である。一度見れば必ず記憶に残る画像を数多く見ることは国家試験対策にも不可欠である。 2)について 指導医がマンツーマンで指導する。指導医と行動を一緒にすることで、病棟の患者さんを一緒に担当したり、週に1回程度の救急患者を診察したりする。また、腹部超音波検査や消化管内視鏡検査は実際に体験することでさらに身近なものにできる。臓器別のカンファランスに参加することで、知識の幅を広げるようにする。 【その他】 わからないことはすぐに聞くことができるようにするのはもちろん、医師としての生きがいを感じてもらえるようにしたい。また、実習期間中に開催される学会に参加し最先端の医療をみることで、今勉強していることが将来どのように生かされるのかを知り、勉学に対する意欲を強めてもらいたい。

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