2017 藤田保健衛生大学医学部 第6学年 〈選択制総合医学〉
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53 講座名 外科・緩和医療学(第一病院) 責任者 東口髙志 受入学生数 3名まで 実習期間 6週間コース、分割(3週間)コースどちらでも可 実習内容 緩和ケア病棟および緩和ケアチーム、栄養サポートチームへの医療の参加を通じて、①癒し環境の提供、②全人的医療の実践、③緩和ケアNSTの設立、 ④コミュニティ(相補的支援システム)の構築、⑤腫瘍学の導入、⑥自立型地域医療連携の創設、⑦情報共有と発信力の強化などを学びます。 1.緩和ケア病棟では、多職種医療チームの一員として疼痛管理やこころのケアなどの臨床を体験します。病棟回診や教授回診、症例カンファランスに出席して、緩和医療の基本的考え方・医療倫理などを学びます。また、ボランティアの方々も接して、医療以外の癒やしや、お茶会・コンサートなどによる患者相互の支援についても体験します。 2.緩和ケアチームでは、全科横断的に院内各科より依頼された患者さんの治療・ケアを支援するためのミーティングやラウンドに参加します。 3.最近脚光を浴びている栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support team)の一員として、ミーティングやラウンドに参加して、わが国で最も求められている医療のひとつである“がん治療における代謝学的アプローチ”について体験・修得します。 4.特に、緩和ケアチームや栄養サポートチームでは、多職種と連携する重要性を体験します。

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