2017 藤田保健衛生大学医学部 第6学年 〈選択制総合医学〉
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62 講座名 耳鼻咽喉科学Ⅰ 責任者 内藤健晴 受入学生数 一期間に5名まで 実習期間 6週間コース、分割(3週間)コースどちらでも可 実習内容 知ってますか?医師国家試験で鼓膜所見と頸部の診察が重要なポイントであることを。耳鼻咽喉科選択制総合医学はそれができるところです。 実習期間中は、クリニカル・クラークシップの精神にのっとり、担当医師とともに実際に行動し医療行為へ積極的に参加することを通して、プライマリーケアや一般診療に関する基本的な知識、技能および医師としての態度の習得をめざします。これらの経験は翌年、研修医として初めて医療現場に出たすぐその日から、大きく役に立つでしょう。実際、以前、耳鼻咽喉科選択制総合医学を選択し、他病院で研修をしている卒業生から、大変役に立ち感謝しているとメールをもらいました。 研究活動もまた、診療と同様に医師としての重要な務めです。現在我々の教室で行っている研究にも参加すると同時に、国際および全国規模の学術集会へも随行し、現在最先端の研究がどのように行われているかを体感してもらいます。 到達目標は以下のとおりです。 1.視診、触診、聴診などの基本的診察を自らが行うことができること(特に鼓膜所見、頸部の診察)。 2.担当医の指導のもとに手術の皮膚切開、縫合、採血(動脈血、静脈血)、点滴など基本的医療処置ができ、さらに手術での第1~3助手を務めることができること。 3.担当患者の病状、治療方針の概要を説明できること。 4.コンピューターを使った医療情報の検索、利用、管理が的確にできること。 【その他】 今までの選択制総合医学では、学生さんが入院患者さんから親しみをもって「先生」と呼ばれ、とても信頼されていました。

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