2017 藤田保健衛生大学医学部 第6学年 〈選択制総合医学〉
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67 講座名 病理診断科Ⅱ(第二教育病院) 責任者 稲田健一 受入学生数 1ないし2名 実習期間 6週間コース,分割(3週間)コースどちらでも可 実習内容 1.病理組織標本の作製と診断の流れを体験し,臨床現場における病理診断の役割を理解するとともに,日常的によく遭遇する検体(消化管,呼吸器,婦人科疾患など)の病理所見に関する基礎的な知識を習得する.具体的には以下の項目があげられる.1)病理検体の切り出し 2)ブロック作製 3)標本の薄切と染色 4)鏡顕と診断,報告書作成 2.細胞診検体に関しても,基礎的な知識(検体処理,鏡顕,診断など)の習得を行う. 3.病理解剖があれば見学し,全身検索による個々の病変の認識を通じ,死因に関して総合的に考察する. 4.希望があれば検体からのDNA抽出,PCRを用いた解析など分子生物学的手法にもふれ,疾患の病態把握や治療の選択における遺伝子の意義など,最新の知識についても学ぶ.

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