2016-17 藤田保健衛生大学医学部 第4・5学年
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内科⑤内分泌・代謝内科(副科:腎内科)臨床実習担当責任者鈴木 敦詞 教授(正) 牧野 真樹 講師(副)臨床実習担当者鈴木 敦詞 教授中山 将吾 助手牧野 真樹 講師松尾 悠志 助手四馬田 恵 講師渡邉千加世 助手高柳 武志 講師田中 知香 助手垣田 彩子 講師淺田 陽平 助手植田佐保子 講師公文 尚子 助手吉野 寧維 助教良元 亮  助手牧 和歌子 助教岡本 慧子 助手平塚いづみ 助教はじめに 内分泌・代謝内科学は、細胞間・臓器間の情報伝達と細胞の恒常性維持(ホメオスタシス)を科学する学問である。そのため、あらゆる臓器が内分泌・代謝と関係があるといえる。基礎疾患として、また生理的・病理的状態の背景としての内分泌・代謝を理解することは、適切な医療を行うための基本的事項である。糖尿病患者は年々増え続けており、糖尿病についての知識は臨床医として必須のものである。 内分泌・代謝内科では糖尿病の全般的な知識を中心に、腎内科では糖尿病三大合併症の一つである糖尿病腎症について学ぶ。またそれぞれの医療専門職が連携して診療やケアにあたるチーム医療は質の高い患者中心の医療を実践するために重要である。糖尿病ケアサポートチーム(DST)に参加することによりチーム医療の重要性も学ぶ。 橋本病、バセドウ病といった甲状腺疾患や原発性アルドステロン症も臨床で遭遇する頻度の高い内分泌疾患である。それらを始めとした内分泌疾患の基礎的な知識を学んでいく。ローテート終了時までに身につける能力:別紙卒業コンピテンス、コンピテンシー参照評価方法・指導医による評価(Mini-CEX)・カルテ記載・症例要約(レポート)・ポートフォリオ・口頭試問・プレゼンテーション125内分泌・代謝内科

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