2016-17 藤田保健衛生大学医学部 第4・5学年
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七栗記念病院はじめに 七栗記念病院(旧七栗サナトリウム)は1987年に開設され、全科型ではなく専門性を確立する方向に発展してきました。1997年に緩和ケア病棟が認可され(大学病院として初)、1999年からはデイ・ケアを開設、2000年にはリハビリ棟を建て、2001年には回復期リハビリテーション病棟、療養型病棟の認可を受けました。2003年に回復期リハビリテーション病棟を2つに増やし、2004年にNST(栄養サポートチーム)を開始しました。2005年にはリハビリ訓練室をさらに拡充(新棟)するとともに緩和ケア病棟にコミュニテイドームを完成させました。療養型病棟は2016年に回復期リハビリテーション病棟に転換し、より専門性が強化されました。 このような七栗記念病院の特色を生かした実習をしてほしいと思います。特徴のある科・医療構成とともに緩和ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟など第一病院では経験出来ない病棟やデイ・ケアなどがどのようなものであるかも見逃さないことが大切です。 集合は月曜日9時30分に正面玄関です。臨床実習に来た旨を事務に申し出て下さい。必要資料などを配付します。オリエンテーション終了後に外科・緩和ケア、リハビリ科、内科各科に分かれ、実習に入ります。 入浴介護体験があるので、Tシャツ、短パンを用意してきて下さい。 なお、班長は必ず実習前週の金曜日午後5時までに七栗記念病院へ電話連絡をして下さい。連絡先:七栗記念病院業務課059-252-1555連絡事項:氏名、班名、七栗記念病院到着目(日曜日から宿泊するのか、月曜日からなのか等)、宿泊人数(宿泊に必要な日用雑貨(トイレットペーパー等)は各自で用意して下さい。)また、駐車場を利用する場合は、七栗記念病院到着時に「駐車許可願」を業務課へ提出して下さい。(用紙は医学部学務課にあります。) 各科で予定変更などもあり得ます。それぞれの担当者に確認して下さい。内科臨床実習担当責任者脇田 英明 教授(正) 中野 達徳 准教授(副)臨床実習担当者<内科>脇田 英明 教授中野 達徳 准教授高橋  雄 助教はじめに 高齢化が急速に進む我が国では、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるための地域医療の重要性が高まっています。当科での実習は、高齢者医療、地域医療を実践するために必要な基本的診療能力を習得することを目的とし、内科病棟での診療から、認知症や神経疾患などを中心に高齢者の頻度の高い疾患の診断、治療、医療と介護の地域連携などを中心に学びます。ローテート終了時までに身につける能力:別紙卒業コンピテンス、コンピテンシー参照260七栗記念病院

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