2016-17 藤田保健衛生大学医学部 第4・5学年
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臨床実習の実際[基本的事項]・第1週月曜日(祝日の場合は火曜日)午前8時30分にスタッフ館8Fオープンスペースに集合し、総合オリエンテーションを受ける。その後午前9時00分より内視鏡センターにて田原智満 講師にて指導医の決定を行う。以後常に指導医(不在日は上級指導医)と共に行動する。・指導医と相談のうえ受け持ち患者を決定する。受け持ち患者のうち1名は第4週金曜日の症例報告会で発表する症例とする。(どの症例にするかは学生が決定し、指導医の承認を得ることとする)。・受け持ち患者が決定したら主治医(指導医)とともに受け持ち患者を訪れ、自己紹介を行う。(第一日目が望ましい。)・主治医の一員として原則として毎日受け持ち患者を訪問し、患者の病態の変化、治療経過、検査結果、今後の予定などを把握すること。カルテ記載は必ず毎日行い、指導医の確認・承認を受ける。症例検討(毎週火曜日18:00~19:00:内視鏡センター)の際、受け持ち症例のプレゼンテーションを行う。・患者訪問、診察はできるだけ主治医(指導医)とともに行うことが望ましいが、主治医の許可がある場合は単独で行ってもよい。・受け持ち患者の診療、検査には積極的に参加すること。・Student Doctorの実施する医行為とレベルに記載されている医行為をレベルに則し、指導医の下で実際に行うこと。・ローテート中に1回、肝胆膵内科医師による腹部超音波実習(日時は村尾教員と相談)に参加する。[カンファレンス]キャンサーボード(第4木曜18:00~:1階病院食堂前会議室、内科・外科合同)症例検討・プログレスミーティング(毎週火曜日18:00~19:00:内視鏡センター)教授回診(毎週火曜日9:00~12:00:A-10N病棟他)総合消化器外科との合同カンファレンス(毎週月曜日17:30~または18:00~:A-6病棟カンファレンスルーム)多職種カンファレンス(毎週金曜日13:30~14:00:A-10N病棟)[医行為]・各種検査を含めた医行為は、Student Doctorの実施する医行為とレベルにもとづき、積極的に実施・見学すること。4週間の実習期間中に医行為表に記された項目のすべてを複数回体験することが望ましい。そのためには、各検査室・病棟における医行為の予定を自分から聞いて、少しでも多くの機会を作るよう心がけること。・医行為のうち、消化管エックス線造影検査、内視鏡検査、については、下記の要領に従ってレポート(用紙はシラバス内)を作成し提出すること。 消化管検査(エックス線造影検査、内視鏡)レポート(A4各2枚)・エックス線造影検査および内視鏡画像の診断は消化管内科診療において治療法決定においてきわめて重要な意味を持つ。エックス線造影、内視鏡写真における病変のスケッチを行い、診断根拠となる所見を的確に述べてほしい。・すべて実際に見学、介助した症例に限る。・受け持ち患者の検査を優先すること。・原則同一グループ内で、同一症例が重ならないようにする。典型例などで指導医の許可した場合は同一疾患でも可とする。・レポートは見学、介助を行った後できるだけ早く作成し、指導医の検閲・評価を受けること。[症例報告会・レポート]・第4週の金曜日15:00より、スタッフ館8Fオープンスペースまたは内視鏡センターで症例報告会を行う。受け持ち患者のうち1名の患者について症例報告を行う。・発表する症例は学生自身が決めて良いが、主治医と前もってよく相談・検討しておくこと。85消化管内科

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