2015 - 藤田保健衛生大学医学部 学生便覧
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− 45 −1藤田保健衛生大学における学生の地震防災に関する基本的行動指針 藤田学園は、学校法人藤田学園防災対策規程に定められた藤田学園防災対策組織によって地震への対処を実施する。有事に際しては藤田保健衛生大学医学部、同医療科学部及び看護専門学校(以下、藤田保健衛生大学という)の全構成員が冷静かつ協力し合って行動することが求められる。 藤田保健衛生大学における学生の地震防災に関する基本的行動指針(以下、行動指針という)は下記の二つの状況に分けて考える。いずれにしても災害においては「想定外の出来事」が生じることも想定されなければならない。地震等の災害発生時には、大学は極力臨機応変に対応するよう務めるが、最も大切なのは学生が安全、安心な場所に素早く避難出来ることである。 ここに示される行動指針に従って各学部での詳細な指針(防災マニュアル)を定めるものとする。学生の地震防災に関する基本的行動指針(1)学内で突発的な地震にあった場合1.まず、自分の身を守る。特に、揺れている間は、頭部を防護し、机の下に身を隠すなどする。2.揺れがおさまったら、すばやく火や危険物の始末をする。3.避難出口の確保をする。4.身の安全確保が必要な場合は、一時(最寄りの)避難場所へ避難する。5.以後の行動については指示に従う。(2)東海地震への対応1.東海地震に関連する調査情報が出た場合授業は平常通り行われる。各自、大学やマスメディアからの情報の把握に務める。2.東海地震注意情報が出た場合(観測された現象が前兆現象である可能性が高まった場合)授業は中止される。必要に応じ、学生の帰宅などの安全確保対策がとられるので指示に従って行動するものとする。旅行など遠出は自粛する。3.東海地震予知情報(警戒宣言、交通規制の実施、店は営業停止)学生がこの段階で学内にいた場合、学生は大学の指示に従って行動する。学長、各学部長、学生部長は学生が安全及び適切な行動をとれるように最大限の支援を行うものとする。防災について

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