2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
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歴 史 学- 40 -歴史学Ⅰ(病気の社会史)[教育目標] 本講義では、古来より存在した脚気、糖尿病、結核、ハンセン病などの代表的な疾病と人間の社会との変化に満ちた関係を分析することにより、病気と人間との出会い、関わり方、怒りや悲しみなどの心的現象一般に触れ、病気とは人間にとって如何なる意味を有してきたかを、歴史的背景のなかで考察する。[学習目標] 歴史学の到達目標は細かい事項や年代の暗記などではなく、歴史の大きな流れを理解させることにある。そこで、この目標がどの程度達成されたかを確認するため、最後に論述を中心とする試験を行うことにする。[ 評 価 ] 定期試験に出席状況、授業態度などを加味して総合的に判定する。[準備学習(予習・復習等)] 予習として、配布した講義資料の該当分を読んでおくこと。[担当教員]  滝田  毅 客員教授[教科書]  滝田作成のプリント[推薦参考書]  『病と人間の文化史』立川昭二(新潮社)その他適宜指示する。

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