2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
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医学教育入門- 63 -医学教育入門[教育目標] 学問や科学技術の進歩と社会の変化に対応した生涯学習者としての態度を理解することを目標とします。 生涯学習とは、学校において行われる学習のみならず、地域・社会で行われている学習をも含んだ包括的な概念です。科学技術の発展に伴い、医学の情報量も飛躍的に増加しています。医学部在学中に学んだ知識を基にして、卒業後も積極的に自己学習を行う必要があります。大学における学習方法は高校までの学習方法とは異なること、大学卒業後も自分で発見した課題を自己学習によって解決するための能力が必要とされることを理解する必要があります。[学習目標(到達目標)]1)医学教育の仕組みを理解することができる。2)自分の将来像を見据えてキャリア・デザインを考えることができる。3)レポートの書き方、文献検索方法など、大学生にとり不可欠な学習方法を実践できる。4)コミュニケーションの重要性を理解することができる。[授業形態]  1学期の金曜日1・2限は、早期臨床体験のAグループとBグループの講義が一週ごとに交代となる。但し金曜日5限については、AグループとBグループの合同授業となる。一方、2学期はすべてAグループとBグループの合同授業となる。[ 評 価 ]  レポートおよびポートフォリオの提出状況と内容に加えて、授業態度、教員の評価等に基づき総合的に判断する。[準備学習(予習・復習等)]   疑問に思ったことは質問し、分からないまま放置しないこと。また、事前課題を出す場合があります。講義中の指示をしっかりと聞き守ること。[コーディネーター] 中島  昭 教授(生理化学)

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