2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第2学年
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疫  学- 164 -疫  学[教育目標] 疫学は、医学統計学とともに最も重要な医学研究方法である。生活習慣病のリスク要因の探索検証をはじめ、Evidence Based Medicine(EBM)の考え方に基づく医療実践、医薬品の有効性評価などに関係し、その理解は不可欠のものといえる。 本科目では疫学の基礎の修得を目指しており、とくに、疫学方法論の理解を重視する。1学年のコンピュータ情報処理学、2学年1学期の医学統計学に続く内容として実施され、さらに3学年の予防医学と公衆衛生学などの授業内容と密接な関連を持たせている。いわば、系統的授業として構成されている。本科目の受講にあたっては、この点を念頭に置くことが大切である。[学習目標(到達目標)]⑴疫学の基本を概説できる。⑵疫学研究デザインを説明できる。⑶疫学指標を説明できる。⑷交絡、偏りと因果関係を概説できる。⑸臨床疫学とEBMを概説できる。[ 評 価 ] 最終評価は定期試験(または再試験)とIT試験の成績および演習レポート、出席状況と受講態度等を総合的に判断して決定する。[準備学習(予習・復習等)] 学習テーマについて、各自充分学習しておくこと[コーディネーター] 橋本 修二 教授(衛生学)[担当教員]  [教科書]  「保健統計・疫学 改訂5版」福富和夫・橋本修二(南山堂)[推薦参考書]  「EBM実践ガイド」福井次矢編集(医学書院)<衛生学>橋本 修二 教授谷脇 弘茂 講師川戸美由紀 講師山田 宏哉 助教栗田 秀樹 客員准教授<コンピュータ情報処理学>鈴木 茂孝 教授

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