2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
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公衆衛生学- 49 -公衆衛生学〈A―1⑴,2⑶,3⑶,4⑴⑵⑶,B―⑴⑵⑸,D―2⑴,10⑶,12⑴,13⑷,15⑴⑶,E―4⑶,5⑴⑶⑷,6,F―2⑾⑿〉[教育目標] 公衆衛生学では、人々の生涯の健康を社会的な制度・しくみとの関わりでとらえる。講義では、社会保障制度や医療経済、地域保健・医療のしくみ、保健・医療・福祉・介護に関わる法律と資源など、人々の健康を守るための制度と現況を概括的に理解した後、高齢者保健福祉、精神保健福祉、産業保健、母子保健、学校保健など、人間の生涯の各時期に特有な健康問題と健康保護施策・制度を理解することをめざす。実習では講義内容をさらに実践的に深く理解することをめざす。すなわち、公衆衛生学では、保健・医療・福祉・介護に関する基本的制度や公衆衛生の各分野における基本的事項に関する学生の知識・理解の醸成と、将来の医師としての社会的実践に向けた基盤の形成をめざす。[学習目標] 講義と実習(衛生学との共同実施)を通して、以下の事項を学習目標とする。⑴健康問題に対する公衆衛生学の実践的方策を学ぶ。⑵公衆衛生に関する諸問題について探索・理解し、さらに要約して発表する能力を高める。⑶社会保障、医療・保健・福祉・介護の諸制度、国民医療費について理解する。⑷地域保健・地域医療の制度と取り組みについて理解する。⑸人間の生涯における特徴的な健康問題と健康保護施策・制度等の要点について理解する。⑹高齢者保健福祉・精神保健福祉・産業保健・母子保健・学校保健の基本的事項を理解する。[ 評 価 ] 定期試験とIT試験を実施する。実習ではレポート提出および課題発表を求める。 最終評価は、IT試験、定期試験の成績、実習評価、出席状況および受講態度等を総合的に判断して決定する。[準備学習(予習・復習等)] 学習テーマについて、各自充分学習しておくこと。[コーディネーター]  八谷 寛 教授(公衆衛生学)

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