2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
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救急医学- 71 -救急医学[教育目標]1.救急医療(災害医療、病院前診療を含む)および救急医療システムを理解させる。2.バイタルサインを中心に全身状態を正しく理解、評価できるようにする。3.救急疾患の病態を理解し、いかに診断・検査・処置・治療を行うか理解させる。4.救急患者の重症度と緊急度を理解し、患者管理(脳心肺蘇生法、呼吸・循環・体液・栄養管理)を理解させる。5.救急患者が訴える症状と疾患、鑑別診断および治療を理解させる。6.外因性疾患(外傷、熱傷、中毒、溺水、熱中症など)の診断・治療を理解させる。7.内因性疾患(敗血症、特殊感染症など)の診断・治療を理解させる。[学習目標(到達目標)]1.救急医学の必要性を理解する。救急医療(災害医療、病院前診療を含む)とわが国の救急医療システムを理解し、災害救急医療におけるトリアージを説明できる。2.救急患者の診察法、緊急検査、脳心肺蘇生法をはじめとした緊急処置を理解し、重症度と緊急度が判断できるようになる。特に、バイタルサインの評価が出来るようになる。3.ショックの定義、原因、病態、診断、治療を理解する。4.重症救急患者の管理について、呼吸・循環・体液・栄養管理法が理解できる。5.救急患者が訴える症状(意識障害、呼吸不全など)を把握し、どのように鑑別診断し、治療していくか理解できる。6.外傷、熱傷、中毒、溺水、熱中症などの病態、診断、治療のための対応を正しく理解する。7.敗血症、特殊感染症などの病態、診断、治療のための対応を正しく理解する。[ 評 価 ] 講義をどの程度理解したかについて評価をおこなう。ペーパーテスト(定期・IT試験)だけでなく、講義内容にさらに踏み込んだ質問や討論など、講義への個人の積極的な参加も評価に含める。[準備学習(予習・復習等)] 学習テーマについて、各自充分学習しておくこと。[コーディネーター]  武山 直志 教授(救命救急医学)

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