2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第4学年
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眼・視覚系- 106 -眼・視覚系‌〈C–⒀〉[教育目標] 眼科学は外科から最初に分離した臨床科である。眼科学会は100年以上の歴史があり、医学では日本でも二番目に古い学会である。これは眼科学の特殊性が背景にあり、他の科にない理論、たとえば屈折や光学などの知識を必要としたからであろう。しかし、現在の眼科診療は50年前のそれとは大きく異なる。この20年間に眼科学は目覚ましい進歩を遂げた。テクノロジーの進歩により、直径僅か24mmの眼球と視覚中枢はその生理、機能から形態まで徹底的に分析された。今日でも新しい疾患や新しい治療が毎年発表され、驚かされる。以前からある疾患もその概念自体が変貌をとげたものが多い。「目医者」は「眼科医」となり、小さなクリニックでも最新の診断治療装置に囲まれ診療が行われる。 眼球と視覚中枢は私達にとってかけがえのない「視覚」という感覚をもたらしてくれる。眼科の社会的ニーズは高く、海外では「ght for sight」などの失明予防組織も数多い。学生諸君には眼科学の奥深さ、眼科診療の楽しさを学んで欲しい。講義は教科書に沿って眼球と視覚中枢の機能、発生と加齢、疾患について系統的に行う。[学習目標] 眼・視覚系器官の構造と機能を理解し、眼・視覚系疾患の症候、病態、診断と治療を理解する。[ 評 価 ] 試験の種類は定期試験と再試験で、評価は以下のとおりである。 定期試験の成績を基に授業への出席状況、レポートの提出状況等を総合的に評価する。また、再試験不合格者については定期試験と再試験のうち、高い方の評価を用いる。 試験の方法は、筆答、口答、レポート提出、実地試問等とし、その選択は担当教員に一任する。[準備学習(予習・復習等)] 学習テーマについて、各自充分学習しておくこと。[コーディネーター]  堀口 正之 教授(眼科学)

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