2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第4・5学年
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総合診療35総合診療外科系到達目標1.外科的治療・周術期管理の基本を説明できる。2.全身麻酔・局所麻酔の基本を説明できる。3.食事・輸液療法の基本を説明できる。4.輸血の基本を説明できる。5.医師として必要なコミュニケーションを実施することができる。6.基本的身体診察を実施し、評価を行う。7.基本的な臨床検査の実施と結果の解釈を説明できる。8.受け持ち患者の基本的な診療に参加し、その根拠を説明できる。9.基本的臨床手技の目的・方法・適応・禁忌と合併症を説明できる。1.外科的治療・周術期管理の基本手術の危険因子を列挙し、対応を説明できる。外科的治療に関する説明と同意の注意点を列挙できる。手術前検査を列挙しその意義を説明できるバイタルサインの意義とモニターの方法を説明できる。周術期管理における輸液・輸血の基本を説明できる。術後発熱の原因を列挙し、鑑別方法の概略を説明できる。主要な術後合併症を列挙し、予防方法・対策の基本を説明できる。各種ドレーン挿入の目的・適応・手順と管理上の注意点・合併症を説明できる。2.全身麻酔・局所麻酔の基本麻酔に危険を及ぼす要素を挙げ、ASAの危険度分類を説明できる。麻酔・手術に影響を与える長期投与薬を挙げ、周術期の対処法を説明できる。麻酔前投薬の意義、種類と使用上の原則を説明できる。代表的な静脈麻酔剤・吸入麻酔薬・筋弛緩剤の適応・禁忌・副作用を説明できる。マスクと気管内挿管による気道確保の適応・危険・合併症、気管内挿管の抜管基準を説明できる。局所麻酔、末梢神経ブロック、神経叢ブロック、脊椎麻酔、硬膜外麻酔の適応・禁忌・合併症を説明できる。代表的な局所麻酔薬の特徴と副作用、その対策を説明できる。悪性高熱の病因と対策を説明できる。3.食事・輸液療法の基本輸液療法の原則と輸液剤の組成上の特徴を説明できる。輸液時にモニターすべき指標を説明できる。4.輸血の基本輸血の適応と合併症を説明できる。交差試験を説明できる。血液製剤の種類と適応を説明できる。同種血輸血、自己血輸血、成分輸血を説明できる。5.医師として必要なコミュニケーション能力礼儀正しく、マナーのある対応ができる。思いやりを示すことができる。患者の要求や期待を正確に把握できる。プライバシーへの配慮ができる。患者・他の医療従事者との良好な関係を築くことができる。心理的・社会的問題にも配慮した医療面接ができる。

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