大腸菌の取り扱い
一般的な注意事項
- 一般的にヒトに有害ではないが、感染物であることを留意すること。
- 大腸菌感染物は分別し、最終的にはオートクレーブ後一般ごみへ捨てる。
- 液体培地での保存は最長2週間。
- プレート保存は1−2ヶ月。
- それ以上はグリセオール添加後-80℃保存。
グリセオール保存
- 1.5mlカルチャーに0.5mlの60% glycerol*を加える。
- よくvortexする。
- 凍結保存チューブにプラスミドベクター名(入っていれば)、菌種、日付を記入。
- 凍結保存チューブに適量いれ、-80℃(Rebco)に保存。
- 再度取り出すときは、白金耳で少量掻き取り、適当なプレート(LB, LA plate)に引いてから37℃一晩培養。その後single colonyをpick
upして使う。
*60% glycerol:グリセオール6にDW4を加え、オートクレーブしたもの。グリセオールは非常に粘稠だが、大腸菌保存目的の場合、それ程神経質にならなくともよい。