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修練医養成

脳血管内治療

■ 研修医向け

血管内手術チームでのローテート中の達成目標は、

  • [ 1 ]血管造影検査を一人でできるようになること。
  • [ 2 ]各疾患の病態および治療方法、手術適応について理解を深める。
  • [ 3 ]血管内手術に用いる器材、手術の手技について基礎的な知識を得る。

ことで、これは将来クリッピング術などの開頭手術を専門にするとしても、各症例で最適な治療方法を検討する際に必要な知識です。

  • [ 1 ]の血管造影検査が一人でできるためには血管解剖についての知識、カテーテル操作の基礎知識、安全性に行うための知識、そして、造影して得られた画像を短時間で読影して診断できることが必要です。これらを身につけてもらうことが血管内手術を学ぶ第一歩といえます。
  • [ 2 ]および[ 3 ]については、血管内手術の助手として手術に参加してもらい、万遍なく経験を積み、各疾患の病態および治療手技について理解を深めて頂きます。また、毎週月曜にカンファレンスを行い、各症例の治療適応・治療方法の検討を行います。また抄読会を行い、最新の知識の獲得に努めます。

 さらに実際に血管内手術の専門医として行うことを目指す場合は各部門をローテートした後に血管内治療部門に加わり専門医・指導医を取得するために必要な経験を積んでいただきます。

■ 修練医向け

 血管内手術の専門医あるいは指導医の取得に必要な血管造影の経験、各疾患の治療経験、および疾患及び治療についての知識を得ていただくことが達成目標です。また、将来的に指導医を取得して頂くことも視野に入れ、論文執筆のバックアップにも力を入れています。

 実際の手術では、1年目終了までに外頸動脈系の塞栓や血栓溶解を術者として行えること、2年目終了までに動脈瘤、脳動静脈奇形、血管形成術の治療計画をたてて第一助手として行えるようになることを達成目標としています。専門医取得後は各疾患の手術を術者として行えるよう指導・バックアップします。

神経内視鏡

■ 研修医向け

 脳神経外科手術のなかで血管内治療とならんで神経内視鏡手術は新しい分野でありかつ低侵襲であるため今後の発展性が期待されます。新しい分野であるため、未開発な領域や新たな治療法が生まれる可能性があり、夢のある分野でもあるのです。自分のスタイルが固まってくる前に経験することで余分な苦労なく内視鏡手術を自分の手術レパートリーに加えておくことができます。ぜひ積極的に参加して下さい。

 研修は、当院での内視鏡手術は緊急手術が多いことから脳出血・脳室内出血治療に参加することから始まると思います。ハンズオンセミナーに参加していただき内視鏡に慣れ、手術の助手の経験も重ねた頃には私たち神経内視鏡技術認定医の監督指導のもとで術者として治療していただきます。脳出血の内視鏡下血腫除去術、第3脳室開窓術などの基本的な手術手技は経験してもらえると思います。