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待遇
当医局の特徴は入局直後から大学教員(助手)として採用されることです。従って、教育歴・研究歴・臨床歴が入局と同時にスタートでき、初年度から精神保健指定医や各種専門医等の実務経験年数に算定されます。常勤の大学教員ですので、給与(賞与有)、社会保険(私学共済に加入)、福利厚生などサポートが充実しており、安定した身分で勤務することができます。 国公立大学の医局では、初期研修終了後した医師が入局後ただちに大学教員と採用されることはほぼ不可能であり、身分や収入等の不安定さが指摘されることがありますが、当医局ではそのような心配は無用です。
大学教員の場合週1回、外部医療機関等での勤務(兼業)が認められており、大学病院以外での診療実務経験や副収入を得る手段として役立っています。大学教員(社会人大学院生を含む)を選択せず、大学院にのみ進学する(社会人でない)大学院生を希望される場合は、収入を得る手段は外部医療機関等での勤務のみとなりますので、ご相談に応じております。
入局後の進路
大学教員と同時に社会人大学院生として大学院に進学できます。従って精神保健指定医・精神科専門医を入局後3年で、学位も4年で取得可能です。学位に関しては優秀な研究業績を上げた場合は早期取得(飛び級)として3年間で取得した者もいます。
大学教員(社会人大学院生を含む)を選択せず、大学院にのみに進学し研究に重点を置く事も可能です。本学の大学院は社会人大学院制度を利用し学外の関連施設での臨床研修と組み合わせて行っており、また1年間の学外研修制度を利用して国内外の様々な施設での研修・研究が可能です。
これまでほとんどの入局者は大学院に進学していますが、大学院には進学せず入局することも可能です。この場合でも大学教員としての待遇は変わりません。一定の研究機関と研究成果があれば学位論文を提出して学位を取得することも可能です。
入局1年目
大学教員(社会人大学院生を含む)として入局した方も、大学院生として入局した方も、最初の1年目は臨床研修が中心となります。病棟では担当医として、指導医や初期研修医とチームを作り、主体的に入院患者の診療にあたります。その他にも他科主治医からの依頼を受けて他科入院患者の精神医学的な評価や治療を行ったり、老年外来に陪席し、認知症等の症例を経験したり、電気けいれん療法を実施するなど、豊富な症例を経験できます。また各種クルズス・カンファレンス・研究会など、様々な研修機会が用意されています。
入局2年目〜大学院修了まで
大学教員(社会人大学院生も含む)の方は、引き続き大学病院にて研修し、病棟及び外来を担当するとともに、後輩の指導や、社会人大学院生の場合は研究テーマを決め、実際の研究を開始することになります。また大学院生の場合は、研究が中心になりますが、臨床研修も継続します。2年目〜4年目から関連の単科精神科病院や総合病院精神科での臨床研修を行いながら、研究も行い、学位論文を作成して学位取得を目指します。研修コースや研究テーマについては、本人の希望を踏まえ、相談しながら決定します。研究に関しては、精神疾患の分子遺伝学研究、臨床精神薬理学研究、睡眠医学研究等様々なテーマに取り組んでいます。
大学院修了以降
単科精神科病院、総合病院精神科、精神科診療所など様々な医療機関で勤務をしながら、精神科医としての経験を積み重ねていく方が多いですが、大学教員として引き続き教育、研究、臨床を経験しながら、キャリアアップを目指す方も大歓迎です。研究テーマに応じて海外・国内での留学をすることもできます。厚生労働省の医系技官として出向するものもいます。また市中医療機関や当医局だけでなく、他の大学・研究教育機関、行政、企業など精神科医が求められるフィールドは幅広くなってきており、熱意と努力次第で様々な道が開かれています。
子育て中、あるいはその予定のある入局希望者の方へ
当医局では、男女問わず子育て中の先生方に対して、当直等勤務条件の相談に応じております。大学教員になりますと、看護休暇の取得や託児手当の支給、学内保育所への入所などの子育て支援制度も利用できます。実際にこれまでも子育てと両立しながら指定医・専門医・学位の取得を実現し、活躍中の先生は何人もいます。そうした先輩医局員からのアドバイスを聞かれるのもいいでしょう。子どもをかかえながら研修ができるのだろうか、と入局を迷われている方、ぜひご相談下さい。 |