藤田リハビリテーション医学・運動学研究会

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第152回藤田保健衛生大学リハビリテーション部門研修会特別講演

 日 時:2014年9月3日(水) 17:30〜
 場 所:藤田保健衛生大学医学部 500人ホール
 講師1:Sara Palmer, PhD
     Johns Hopkins University
 テーマ:Managing Anxiety and Depression in the Rehabilitation Setting
 講師2:Ruth E. Martin, MHSc, PhD
     University of Western Ontario
 テーマ:The Swallowing Context
 講師3:Reza Shaker, MD
     Medical College of Wisconsin
 テーマ:Disorders of the Upper Esophageal Sphincter in Dysphagia and
     Reflux Disease. From Bench to Bedside

 

 

 

 

 

 

 今回は3名の先生方から,各々の専門領域の研究内容についてご講演頂きました.
 Sara Palmer, 先生からは「Managing Anxiety and Depression in the Rehabilitation Setting」と題して,不安症とうつ病を呈した患者様との関わり方についてご説明頂き,ご家族を含めたチームアプローチの重要性を学ぶことができました.
 Ruth E. Martin先生からは「The Swallowing Context 」と題してご説明頂きました.新しい知見として,Air pulse刺激が安静時の嚥下回数に与える影響,あくびと嚥下の関係性についてなど,大変興味深い内容でした.
 Reza Shaker, 先生からは「Disorders of the Upper Esophageal Sphincter in Dysphagia and Reflux Disease. From Bench to Bedside」と題して,嚥下障害と逆流性障害について,治療に関する最新の知見をご説明頂きました.上部消化管障害(UES)の病態と特徴,UESアシスト機器の効果に関して,実際のデータを提示しながら分かりやすくご講演頂き,大変貴重な情報を得ることが出来ました.
 大学病院に所属する者として,臨床に役立つ研究に取り組めるよう,精進していきたいと思います.

2014/9/3 kato & junya