藤田リハ夏期セミナー 2004年8月の感想

Aさん(4年生)

先日は夏期リハビリテーション・セミナーにおきまして大変お世話になり、ありがとうございました。わずか二日間ではございましたが、リハビリテーション医学の一端や医局の雰囲気に触れることができ、大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。

参加前は、不勉強の為、リハビrリテーション医学については漠然としたイメージしか抱いておらず、「自宅から近いから・・・」といった程度の理由でセミナーに参加させて頂いたのですが、セミナーを通じて、リハビリテーションが科学的な根拠に基づいて行われることや、貴教室が嚥下の研究の先端を走っていることなどが分かり、藤田のリハ・セミナーに参加して良かった、と今では感じています。

Bさん(3年生)

3日間ありがとうございました。私は大学でリハビリテーションセミナーのポスターを見て、リハビリテーション科が一体どんなことをしている科か疑問に思い、どのような治療を行っているか知りたかったのと、見学を実際にする事で良い経験になったらと思い応募しました。私は、リハビリ科と聞いて、骨折などの歩行訓練をしている科かなぁという漠然としたイメージを持っていましたが、最初の講義でそのイメージは全く違っていたことを思い知らされました。

また、患者診察見学では、半側空間無視の患者さんを実際に見ることで強い衝撃を受けました。才藤先生の講義においては得る事、考えさせられる事がとても多かったです。高齢化社会になるに従って年間死亡数が増え、おおよそ年間死亡者数の2倍の人々がリハビリを必要としているところなどから今後のリハビリ科の重要性を知り、リハと福祉の問題についても考えるところが多くありました。また廃用を防止することがとても大事であること、それを他の科の医師はあまり考えることなく安静をさせていることがよくある現状についても理解できました。

また、リハ室を見学することにより、リハビリテーション科に対する具体的なイメージをつかむことができました。嚥下造影見学、内視鏡なども初めての経験だったので難しいところも多かったのですが、とても勉強になりました。

2004.9.10 SS