Strength Ergo訓練導入

StrengthErgoは,患者さんが自分の足で立って歩くことを目指し,楽しく,科学的にリハビリに取り組むことができるように開発された訓練機器です.片麻痺の障害をもつ患者さんや,早期リハビリテーションが必要な患者さんなどに,現在の筋力を測定し,障害,脚力に応じた科学的,効率的なリハビリ運動を実施する,筋力測定とトレーニングの統合システムであります.

<主な機能>
@クローズド・キネティックチェーン(CKC)による筋力測定が可能
  定期的に筋力測定することにより,経過をグラフ化することが可能.
A超低負荷から高負荷まで正確な運動と多様な運動様式を提供
  運動モードはアイソトニック(一定トルク,Nm),アイソパワー(一定ワット,w),アイソキネティック(一定回転数,r/min)と目的に応じ変更することが可能.
B患者さんにあわせたデザイン、運動姿勢を提供
  リクライニングシート,ペダル高さ調節,ベーススライド機構など座位から仰向けまで体や疾患にあわせ,効果的な運動姿勢に調節することが可能.一般的に背もたれの角度は120°,シートの位置は一番前に蹴った状態で膝屈曲角度が20°前後が目安とされている.
Cペダル運動を補助するアシスト機能
D分かりやすいアウトカムレポート
E患者さんにあわせた運動療法を作成、提供することが可能
F映像画面で、楽しく永続的なトレーニングを支援


今後は訓練のみではなく、研究でも活躍していくと思います。
研究班の皆様、よろしくお願いします。

02/10/25 kato