藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座

医学生夏期リハビリテーションセミナー 2005

平成17年8月17日-19日の日程で、恒例の医学生夏期リハビリテーションセミナーが開催されました。最初の二日が三重県の七栗サナトリウム、最終日が愛知県の藤田保健衛生大学病院での研修でした。

今回は多くの大学から8名の学生さん+研修医2年生1名の総勢9名が集まりました。リハビリに関心を持ったきっかけは様々でしたが、リハビリを知る機会が少ないのでこのセミナーに期待していてくれた人ばかりでした。

第1日 リハ医とは、から始まり、病棟看護師とのミーティングに参加、歯科との関わりの講義、入院リハ患者の紹介、診察体験などが続きました。津市での夕食会で締めくくりました。
第2日 装具装着体験、神経伝導速度を互いに測定などを午前中に行い、午後は療法士との対話、運動学習理論の体験、装具外来参加などをこなしました。名古屋に移動し、タワーズでの食事会がありました。リハビリの話だけでなく、恋愛談義にも花が咲きました。
第3日 広い大学病院を「散歩」したあと、嚥下障害のレクチュアを受け、嚥下造影、嚥下内視鏡を実際に体験しました。まとめは才藤教授からのリハ医のあり方と研究についてであり、感想として「リハ医とは何かという疑問が解けてきた」などがありました。

リハビリのおもしろさ、大切さ、きっと分かってくれたと思います。

2005.8.20 Sonoda S