研究トピックス

 

2014/11/15-16に行われました第30回東海北陸理学療法学術大会(静岡)で当院の理学療法士本多健一が「学術大会長賞」を受賞いたしました。
発表タイトルは、「脳卒中片麻痺患者に対するAS投与とTES治療による筋力増強効果の検討」であります。研究概要は以下の通りです。

 

 今回我々は、脳卒中患者の非麻痺側大腿四頭筋に対して、蛋白同化作用を有するステロイドホルモンであるAnabolic Steroid(AS)投与と治療的電気刺激療法(Therapeutic Electrical Stimulation:TES治療)、またその併用治療による筋力増強効果を検討しました。 ASを投与した群、AS投与とTES治療をした群では、6週間の介入により通常の訓練(特別な手技を用いない機能訓練、歩行練習、ADL練習)をしていた対照群と比べて有意に筋力増強効果を認めました。TES治療のみの筋力増強効果は通常訓練を上回ることはできず、筋力の変化率がやや高い傾向を示す程度にとどまりました。ASの有用性は確認できましたが、TESにおいては刺激装置や刺激時間の再検討が必要であり、今後の検討課題といたしました。

 

 

      写真右側がPT本多

                                  <2014.11.27>