藤田保健衛生大学七栗サナトリウム リハビリテーション科 研修内容

2008.4月対応


I. 目的と特徴

 回復期リハビリテーション(リハビリ)病棟106床を舞台に、リハビリが主体となる時期の脳卒中患者、脊髄損傷患者などを指導医とともに受け持つ。リハビリ科主治医として多くの患者を受け持てることが特徴である。運動機能障害、認知機能障害のリハビリ処方を習得し、リハビリ的検査、手技を知る。廃用症候群を理射し、過剰な安静状態とならない配慮ができるようになる。


II. プログラム責任者

 園田 茂 教授(日本リハビリ医学会専門医、日本脳卒中学会専門医)


III. 運営指導体制および指導医数

 常勤医師(経験5年以上) 5名:園田 茂 (教授)*、岡本さやか(助教)*、岡崎英人 (助教)*、前田博士 (助教)*、水野志保(助教)、兼務医師2名: 才藤栄一 (教授)*、近藤和泉(教授)*

 園田が研修医の指導総括を行い、他常勤医師と研修医とが主治医のペアを形成する。*が専門医


IV. 臨床実績

 リハビリ科の年間初診患者数は約600名、年間入院患者数は約500名である。平均週10名の入院リハビリ患者を受け入れていることになる。脳卒中患者が約80%、その他、外傷性脳損傷、脊髄損傷、脊髄炎、関節リウマチ、整形外科手術後、ギラン・バレー症候群などである。


V. 研修内容

 指導医とともに主治医として入院リハビリ患者を管理する。その患者の治療を通じ、リハビリ関連職種、問題リストの作成、リハビリ処方(歩行、筋力増強、関節可動域、ADL、装具、義足、車椅子、家屋改造、嚥下、注意、記憶など)、チームアプローチを理解する。

 徒手筋力検査(MMT)、関節可動域(ROM)、中枢性麻痺の程度(Brunnstrom stage、SIAS)、ADL(FIM)、神経伝導検査・筋電図、嚥下造影、シストメトリをどを体験、理解する。
 藤田保健衛生大学病院リハビリ科と七栗サナトリウムリハビリ科を研修する場合、内容の重複に配慮し、相乗効果の得られる研修計画を立てることが可能である。


VI. 研修スケジュール

 1ケ月から4ケ月までの研修期間を取りうる。毎日、病棟にて患者診察、新入院患者受け入れを行う。その他、患者ラウンド。カンファレンス:月、火、金、土。嚥下検査:木。装具外来:火、木。勉強会。抄読会:火。


VII. 評価法

 受け持ち患者への対応、医療知識、習得技術などを、指導医と教授が評価する。最終的評価はオンライン臨床研修評価システム(EPOC)を用いて行う。

2008.8.2 SS