藤田保健衛生大学七栗サナトリウムリハビリテーション科

新臨床研修医制度 卒後研修プログラム (2003.4.25)

園田 茂 

I 一般目標
回復期リハビリテーション病棟などで脳卒中患者、脊髄損傷患者などを指導医とともに受け持つ。運動機能障害、認知機能障害のリハビリテーションを知り、必要に応じた訓練処方を出せるようになる。リハビリテーション的検査、手技を知る。廃用症候群を理解し、各科の医療を行う際に、過剰な安静状態とならないように配慮できる。
II 行動目標
(1) 基本事項
・リハビリテーションに関連する職種名とその内容を知る
・リハビリテーションの問題点を機能障害、能力低下、社会的不利に分類する
・ 運動学を知る (筋の作用、関節運動など)  安静による弊害を知る
・ リハビリテーションカンファレンスに出る、チームアプローチを知る
・脳卒中の運動麻痺、ADLの予後を知る
・脊髄損傷の損傷高位と、出来るようになることとの関係を知る
・リハビリテーションを必要とした原病の医学的管理を行う。
(2) 評価
以下の評価方法を知り、実践する
・徒手筋力検査 (MMT)
・関節可動域 (ROM)
・中枢性麻痺の程度 (Brunnstrom stage)
・脳卒中機能評価法 SIAS (Stroke Impairment Assessment Set)
・ADL (FIM: Functional Independence Measure)
・失語症の検査 (SLTA: standard language test for aphasia)
・半側視空間無視の検査
(3) 訓練処方
・歩行訓練  筋力増強訓練  関節可動域訓練  ADL訓練
・装具、義足処方(装具の種類/違いを知る)  車椅子処方  家屋改造立案
・嚥下訓練  温熱処方  注意、記憶障害の処方
(4) 検査・治療手技
・神経伝導検査・筋電図
・嚥下造影・嚥下内視鏡

2003.4.26 Sonoda S