第79回七栗リハビリテーションセミナー

Fukube日程

2013.3.6(水)  講演 18:30-20:00

講師

福辺節子先生 介助リハビリテーション研究所Natural being代表

演題名

今日から役立つ、相手の力を引き出す介助術

講演内容

一方的に動かすのではなく、「相手の力を引き出す」のが重要とのイントロで始まりました。坐っている講師に声をかける場面を見せて、演者を観察して何が考えられるか10個以上挙げるように会場に投げかけがありました。

寝返り、起き上がりを自力中心にやってもらうと、介助の度合いが大きいときより、坐位や立ち上がりも上手になるとの実例が示されました。

動きを引き出すための5つの基本「1. できること・できないことを知る 2. 動きのパターンを知る 3. 自然な反応を利用する 4. 普段の動きをなぞる 5. ていねいな介助(触れ方・支え方・動きの伝え方・声かけ)」とのことです。

ポスチャリング、は、トータルコンタクトを基本と説明頂きました。家族のかたの持続的な対応により、よりよい姿勢になってきた例もみせていただきました。ベッドを高めにして、坐位が良くなる例も提示頂きました。

audiences実技では、触れ方・支え方 - 小さな前倣えから、拳2つまえにだす、と習いました。DIP関節上下を面にして触れ、それは殆ど感じない程度にするとのことです。さらに支える(手を引いて歩く、まで)も、やってみました。

「介助」は「感覚の入力」なんだ、とのことです。

 

 

 

 

 

会場

三重県総合文化センター

2013.5.19