17th Dysphagia Research Society Annual Meeting

  March 5-7, 2009

  New Orleans, Louisiana

アメリカ合衆国ルイジアナ州に位置する最大の都市、ニューオリンズで開催されました。

市内のフレンチ・クオーター呼ばれる地区(左下)は、フランス植民地時代の雰囲気を残しています。

2005年8月25日にフロリダ州の南部先端を通過したハリケーン・カトリーナは、ニューオリンズ市の8割を水没させたそうです。

現在は復興が進んでおり、被害を感じ左折雰囲気はありませんでした。

初日のランチはオイスター・バー(右下)、とても美味しかったのですが、全体的に味が濃いように思いました。

 

今回の大会長は、食道炎や下食道括約筋の機能について研究をされている、ウィスコンシン医科大学のBenson T. Massey先生でした。

シンポジウムの議論で最も活発だったのが、嚥下造影や嚥下内視鏡検査の時に最初に使用する検査食についてでした。

液体かピューレかで意見が分かれましたが、私はどちらがよいかを規定する理由はよく分かりませんでした。

口述発表は36演題(日本人5演題)、ポスター発表は82演題(日本人24演題)ありました。

会場はコンパクトですが、暑い議論が繰り広げられました。

 

 

Johns Hopkins大学のRebecca German先生、Marlis Gonzalez Fernandez先生と一緒にニューオリンズの老舗レストランで会食をしました。(左下)

ニューオリンズはジャズの発祥地とされる音楽の都です。

ジャズのほかにも、さまざまな音楽が息づいているそうです。(右下:学会でのパーティの様子)

 

 

2010年はアメリカのSan Diegoで開催されます。

楽しい学会ですので、ぜひ参加してみてください。

Sentences by Ozaki (Layout by MK)

 

藤田リハビリ部門からの講演・発表演題

<Oral Presentation>

・Baba M, Inamoto Y, Saitoh E, Fujii N, Katada K, Yoshida S, Nakai T, Kanamori D, Okada S, Yokoyama M, Ozaki K: Initial Evaluation of swallowing image from 320-detector row computedtomography.

<Poster Presentation>

・Okada S, Inayoshi N, Kagaya H, Inamoto Y, Saitoh E, Baba M, Yokoyama M: The   possibility of oral feeding in patients with prolonged impaired consciousness.

・Yokoyama M, Kagaya H, Tanaka T. Baba M, Kanamori D, Ozaki K, Inamoto Y, Okada S, Saitoh E: Pulmonary Complication after Videofluoroscopic Examination of Swallowing.

・Inamoto Y, Fujui N, Baba M, Saitoh E, Yoshioka S, Okada S, Yokoyama M, Ozaki K, Ida Y, Nakai T, katada K: Kinematic Analysis of Swallowing using 320-Detector Row CT.

・Kanamori D, Kagaya H, Baba M, Yokoyama M, Ozaki K, Okada S, Inamoto Y, Saitoh E: Tongue pressure sensory distinguishes isolated pharynegeal swallow from consecutive pharyngeal swallow.

・Ozaki K, Kagaya H, Baba M, Yokoyama M, Okada S, Inamoto Y, Saitoh E, Marlis Gonzalez Fernandez, Uematsu H: Foods and Consistencies That are More Likely to Cause Aspiration during Videofluoroscopic Examination of Swallowing.


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