藤田リハビリテーション医学・運動学研究会

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第53回 06/7/14
セラピストの手技(テクニック)の分析と教育
講師 玉垣 努 先生
        神奈川リハビリテーション病院 リハビリテーション局 
        作業療法科 副技官

  

「セラピストの手技(テクニック)の分析と教育」と題し、ご講演いただきました.
バルーンを使ったデモンストレーションでは,熟練者と学生との歴然とした技術の差を目の当たりにし,患者様の安心できる定位をいかに見つけられるかが,治療においての重要な課題であることが分かりました.
また,セラピスト全体の治療技術の向上に向け,先生のテクニックを伝えるためにどのような指導方法が効果的であるのか,さらには教科書からの技術の習得が可能であるかといった研究をされていることに感銘を受けました.
私たちも大学病院の職員として学生に指導する立場でもあり,そのような視点を持って,指導していきたいと思います.




体幹でのアクティビティの紹介
講師 玉垣 幹子 先生
        神奈川リハビリテーション病院 リハビリテーション局 
        作業療法科 主査

      

「体幹でのアクティビティの紹介」と題し、ご講演いただきました.
普段,どこにでもあるような椅子を用い,支持面を能動的に探索するという発想に感銘を受け, 動的安定性について椅子を前後左右に動かす行為を例に,視覚的にも分かりやすく説明して頂きました.また,ビデオを用いた症例紹介では,訓練前後のパフォーマンスの変化を見せて頂き,動作の多様性の重要さが理解できました.
今後は,動きと知覚の関係を念頭に入れ,日々の臨床を行っていきたいと思います.

06/7/14 shimura