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各種テストの装置



モリス水迷路

空間記憶
  • 空間学習、参照記憶のテストです。
  • 水面下にあるプラットフォームの空間的位置をマウスに学習させます。
  • 訓練に約2週間程度かかります。
  • Visible platformバージョンや、Working memoryバージョンの課題では、別のタイプの記憶・学習能力も測定できます。

8方向放射状迷路

作業記憶・参照記憶
  • 空間学習・作業記憶のテストです。
  • おなかをすかせたマウスが各アームの先端におかれている餌をとってまわります。
  • 効率的に餌をとるには、自分が既に訪れたアームの位置を記憶しておき、そこにはいかないようにすることが必要です。
  • 隣あったアームを順にまわっていく戦略をとることを防ぐために、ドアが自動的に開閉します。

バーンズ迷路

空間記憶
  • 空間学習、参照記憶のテストです
  • 1つの穴の下に、マウスが好む暗くて狭い箱がありその空間的位置をマウスに学習させます。
  • 訓練に約2週間程度かかります。
  • Working memoryバージョンの課題では、別のタイプの記憶・学習能力も測定できます。

恐怖条件付けテスト

文脈記憶、古典的条件付け、注意など
  • 文脈記憶や注意能力(潜在抑制)を測定するテストです。
  • 箱にいれ、音と電気ショックを組み合わせて提示します(条件付け)。
  • 特定の時間後(1日後、1週間後、1ヶ月後など)に、

  1. 電気ショックをかけた箱に入れて、フリージングの割合を測定することにより、文脈記憶を測定します。
  2. 電気ショックをかけた箱とは別の箱に入れて、フリージングの割合を測定することにより、音に対する条件付けの強さを測定します。

プレパルス・インヒビション

統合失調症モデル
  • 統合失調症のモデルとして使用されるテストです。
  • マウスに大きな音(110dB、120dB)を聞かせると驚愕反応がおこりますが、大きな音の前に少しだけ小さな音(74、78dB)を聞かせると、驚愕反応が抑制されます。これはプレパルス・インヒビションと呼ばれ、注意力の指標として用いられます。
  • 統合失調症の患者でプレパルス・インヒビションが低下していることが知られています。

レイテント・インヒビション

統合失調症モデル
  • 統合失調症のモデルとして使用されるテストです。
  • レイテント・インヒビションとは、経験から必要ないと判断される外部刺激を無意識にシャットアウトする現象のことです。

物体再認テスト

参照記憶
  • 参照記憶のテストです。
  • 実験には約1~2週間かかります。

ワイア・ハングテスト

握力、運動能力
  • 筋力測定のテストです。
  • マウスを金網にしがみつかせてから、金網をひっくり返します。その時、マウスが金網から落ちるまでの時間を計ります(最大60秒)。
  • このテストでは、ジャンプして下におりることを厭わないマウスであると、純粋に筋力を測定することができません。そこで、グリップストレングステストを併用します。

握力測定テスト

  • 筋力測定のテストです。
  • マウスを金網にしがみづかせて引っ張ります。マウスが金網をはなすまで計測目盛りのマーカーが働き、マウスの筋力を測定することができます。

ローターロッドテスト

協調運動、運動学習
  • 協調運動・運動学習のテストです。
  • マウスを回転するロッドにのせると、マウスは落ちないようにロッドの上を歩きます。
  • ロッドの回転スピードはだんだん速くなります(1試行はマウスが落ちるか、5分が経過するまで行います)。
  • トレーニングは1日3試行、2日間行います。訓練を行うにつれ、マウスはロッドからなかなか落ちなくなります。

ホットプレートテスト

痛覚感受性
  • 痛覚感受性のテストです。
  • プレート状を55℃に設定し、マウスを入れます。マウスが熱く感じて手をこすり合わせるまでの時間を計ります。
  • プレート状は55℃になっていますので、興味のある方は触ってみて下さい。(やけどをしないように注意してください)

オープンフィールドテスト

活動量測定、情動性
  • 活動量や情動性を測定するテストです。
  • 中枢神経系に作用する薬物の効果をみる場合にも使用します。

高架式十字型迷路

不安様行動
  • 不安様行動のテストです。
  • マウスを迷路の中心のプラットフォームに置き10分間に、
    1. オープンアーム(壁のないアーム)とクローズドアーム(壁のあるアーム)にそれぞれ滞在していた時間
    2. オープンアームとクローズドアームにそれぞれ入った回数
    3. 移動距離を測定します。
  • オープンアームへの滞在時間が長ければ、不安様行動が減少しており、短ければ不安様行動が亢進していると考えられます。

明暗選択テスト

不安様行動
  • 不安様行動のテストです。
  • マウスを迷路の暗箱の中に置き10分間に
    1. 明箱と暗箱にそれぞれ滞在していた時間
    2. 明箱と暗箱を行き来した回数
    3. 最初に明箱に入るまでの潜時
    4. 移動距離を測定します。
  • 明箱の滞在時間が短い、行き来した回数が少ない、最初に明箱に入るまでの潜時が長いなどのとき、不安様行動が亢進していると考えられます。

ポーソルト強制水泳テスト

学習性絶望、鬱モデル
  • 鬱のモデルとして使用されるテストです。
  • マウスを水をはったチューブの中に入れます(10分間)。最初は、チューブから出ようと動き回りますが、次第にあきらめるようになります。
    1. 無動状態の時間
    2. 移動距離を測定します。
  • 鬱傾向が高いマウスだと、無動時間が長く、移動距離も短くなると考えられます。

ビームテスト

運動能力
  • マウスの協調運動、平衡感覚を評価するテスト。
  • 地上50cmの高さに棒を地面と平行に設置し、その端からねずみをつたわらせて、もう一端にある安全な箱に到達するまでを観察する。棒の太さを段階的に細くしていくと、つまづきやすくなり、スムーズにたどりつくのが難しくなる。箱にたどりつく時間、足下を滑らせる回数を記録していく。

社会的行動測定テスト(新奇場面)

  • 社会的行動を測定するテストです。
  • 箱にマウスを2匹入れ、10分間の

  1. コンタクトの回数
  2. トータルのコンタクトの持続時間
  3. 1回あたりのコンタクトの持続時間
  4. 移動距離などを測定します。

社会的行動測定テスト(ホームケージ)

  • 社会的行動を測定するテストです。
  • ホームケージ内でのマウスの社会的行動を数日にわたって継時的に測定します。
  • ホームケージ上方に赤外線ビデオカメラが設置されており、そのケージ内の画像をコンピュータ解析することで、2匹のマウスの位置関係(2匹がコンタクトをとっていれば、画像状では”かたまり”として捉えられる)を数秒間隔で測定し、これを社会的行動の指標として用いる。

マウス飼育用アイソレータラック

  • 当行動実験施設専用のマウス飼育ラックです。
  • 吸気と排気の両方にHEPAフィルタがついています。
  • 外は一般道路に隣接していますが、臭気を低減することができます。
  • 飼育室内の空気も比較的清浄に保たれます。

マウス飼育用アイソレータラック(ホームケージ活動モニタ用)

  • ホームケージ内での行動(活動量・社会的活動・摂食・飲水)を測定するためのラックです(写真右側)。
  • 明暗周期が独立に設定できますので、サーカデリアンリズムの研究にも使用できます。
  • 部屋の中を歩き回る人間の影響を少なくすることができます。

T字型迷路

作業記憶・参照記憶
  • 空間学習・作業記憶・参照記憶のテストです。
  • おなかをすかせたマウスが正解となっている左右どちらかのアームの先端におかれている餌をとります。
  • 作業記憶を調べる遅延交替課題と参照記憶を調べる左右弁別課題を行うことが出来ます。

Gait Analysis

歩行解析
  • 歩行(足跡)を解析します。透明なトレッドミル上を歩行させ、下から高速カメラ(150 flame/sec.) で撮影して足跡を解析します。
  • 歩幅や足の角度の他、足の付き方や離れ方など20種類以上の指標を評価することが出来ます。
  • 運動機能の異常や小脳失調などを調べることが出来ます。

社会的行動測定テスト(Crawley version)

  • 社会的行動を測定するテストです。
  • 相手マウスをかごの中にいれ、かごに対するアプローチや付近の滞在時間を測定することにより社会的行動を評価できます。
  • また,新しい相手マウスをいれることにより参照記憶や嗅覚の異常も評価できます。