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過去のノートまとめ


眼科まとめ

96M4-1 by,S.Yoshioka,1996

〇別紙の『マジマJRの重要ポイント』以外は相当いいかげん(とくに原田)です。
〇まあでも『別紙』分と新美先生分カンペキならうかるんじゃないかなぁ、って甘い?
〇マジマ先生は『自分と新美先生しか出さない』なんて言ってたけど、去年はちゃんと原田先生も 重光先生も問題出してますヨ、あらかじめ。

4-15 原田
[総論]
〇眼球の入るソケットが眼窩、まぶたは眼瞼。
〇ハラダ病=眼底『夕焼け状眼底』 メラノサイト障害で脱毛しやすい
〇近視=眼球でかいため、眼底うすい。ため『豹紋状』。黄斑部穿孔も
〇眼底出血は高血圧より糖尿病で(糖尿病性網膜症)
〇ARMD=新生血管の黄班付近への出現
〇白内障=打撲・ブドウ膜炎で 〇蛍光眼底造影
〇角膜=ケラチン沈着遺伝病など、問題となる
5-13 原田
[動脈]
〇動脈系は内頚から。静脈系は渦静脈へ。上下の眼静脈へいく(、と、網膜中心v)→海綿v洞。
〇眼動脈、→網膜中心動脈・涙腺動脈・眼動脈。毛様体動脈へも。
〇眼瞼、血管が極めて多いのでopeには注意せよ。cf.るいのうの靭帯の直下に、内眼角v通る。opで 切断してしまわんように注意せよ
〇網膜、中心窩にはキサントフィルでの黄ハンあり、厚さは1/3、血管はない。
〇視神経乳頭、網膜中心動脈が入り込む→上下鼻・耳側。網膜へ。乳頭自体へのAは別。
〇脈絡膜大動脈(長短の後毛様体A)が直接眼の外側から。脈絡膜は神経、血管豊富に存在。
[発生]
〇発生=中・外(神経/表層)ハイヨウから。
〇網膜発生=色素上皮系と網膜系とは別に。 ; ため、網膜剥離はここがはがれる!!
・神経外胚葉;網膜、硝子体、視神経
・表層外胚葉;水晶体、角膜上皮結膜、眼瞼
・中胚葉;強膜、脈絡膜、角膜実質、眼窩、筋
〇胎児のA=『硝子体A』。水晶体が活発な細胞分裂をおこすため。残遺見られるヒトも
;いずれ網膜中心動脈に変化
〇眼瞼=いったんあいて、またとじ、またあいて出てくる。
6-3原田
[屈折]
〇眼軸長=レンズ前面からフィルムまでの長さ。24mm(cf.全屈折力、60Dはn=1.34より22mm)
〇乱視検査=プラチドー角膜計(同心円の円盤写してやるもの)
〇調節力=3-4Dは必ず必要 どんどん悪くなっていく 60歳ほとんどなし
◎調節異常= 調節けいれん(近く見すぎ。毛様体緊張。アトロピン治療)、 調節衰弱(近点距離延長)、  調節マヒ(ジフテリア、中毒、熱性疾患など)
6-24 原田
[結膜]
◎結膜炎=直接外界に接しているからいろいろおきやすい
原因=内因(bac,virus,クラミジア,fungus,寄生虫,allergy,物理化学因子,全身疾患合併)
外因(cf.アレルギー)
cf.bac=肺炎双球、ブ球、溶連菌、coli、ジフテリア、梅毒、・・ virus=アデノ・HPV・エンテロ・VZV
病態=ろほう性結膜炎 ; STDなど。病気ひどい。
乳頭増殖型 ; 眼瞼結膜が、下方に瞼板あるため外方突出するもの
検査=ローズベンガル試験(結膜上皮が染まる。Shogrenなどで)
◎春季カタル
分類=眼瞼型;上眼瞼に巨大、混濁赤色の乳頭増殖、石垣様。アトピー素因。
眼球型;上皮性角膜炎,血管ともなう増殖、輪部結膜にそう隆起
症状=かゆみ。eos.の↑↑
特徴=季節性あり。小児に。 母斑とDDせよ
治療=Ab(virusには効かないが感染予防のため。クラミジアにはtc,em)、ステロイド。
◎流行性角結膜炎
概念=アデノウイルスなどの結膜感染。急性のろほう性結膜炎。耳前リンパ腫張と圧痛。
特徴=発症後1w頃、点状表層角膜炎。角膜に存在する点状の混濁、結膜症状消えても数年残る。
治療=強い免疫を得るが。 Ab,ステロイド。 院内感染に注意せよ
◎咽頭結膜炎=アデノ。小児。ノドもいたい。発熱。プール熱。
◎急性出血性結膜炎=結膜強い出血。多発性びらんで、ごろごろした自覚症状。ステロイド。自然治癒。
◎淋菌=新生児るいのう炎。膿漏。産道感染。るいのうのタコツボ変形。角膜穿孔から失明。
クレーデ点眼(;硝酸銀;いまは行わず、ふつうPC使う)
7-8 原田
[ぶどう膜]
〇ぶどう膜=こうさい・毛様体・脈絡膜 いわゆる中膜。
血管が通る(脈絡膜)が、外側のほうが太い。
◎ぶどう膜炎
原因=ベーチェット・サルコイドーシス・原田病・トキソなど。エイズも問題。
疫学=中年まで。10歳-。女性はサルコイドーシスのため50-60歳にピークみる
〇ベーチェット
疫学=中年男性。20-50歳。30-40歳にピーク。男性に多い。
全身=口内アフタ、眼症状、外陰部かいよう。
症状=再発性前房蓄膿性ぶどう膜炎。発作/寛解くりかえす、前房蓄膿ともなうはげしい虹彩 炎。網膜血管炎も。硝子体混濁(ちり状)を発作時に。
経過=片目→両目に。発作繰り返すと網膜・脈絡膜が荒廃、機能失って視力低下。40%に失明。
診断=全身症状をみよ。針反応なども。
〇サルコイドーシス
疫学=女性、50歳ごろピーク。
概念=全身臓器(,リンパ)に乾酪壊死(-)の肉芽腫(類上皮細胞が主)を来すもの。
全身=反回神経マヒ、筋肉症状、肺繊維症などもおこす。
症状=こうさいと水晶体の強い癒着。クローバー様。 ため、眼圧↑、白内障。
眼底の光凝固反応様萎縮、角膜の豚脂様混濁(角膜後面沈着物)、硝子体雪玉混濁
〇原田病
疫学=比較的若年。
症状=急性びまん性ぶどう膜炎。ため、眼底で網膜剥離像から夕焼け状眼底。
メラノサイト障害のため、はげ・白髪化 ともなう。
治療=ステロイド治療。(iv)
〇ウイルス性
・CMV
全身感染時に、眼に激しい脈絡膜・網膜の炎症。眼底に黄色の滲出斑。
扇形に網膜の壊死おこす。im↓での日和見感染が問題。 ガンシクロビル対応
・VZV
・桐沢型ぶどう膜炎
急性網膜壊死。ヘルペスvirusによると考えられる。頻度少ない。血管閉塞とその流域の壊死。 網膜剥離から失明おこす。
〇交感性
片目に穿孔性の外傷などうけ、虹彩などのぶどう膜組織が傷口から脱出して外界に露出、その 後、外傷性ぶどう膜炎が続いているとき、両目に急性に激しいぶどう膜炎おこすもの。外傷後、3w以上もたってからである。Aiといわれる。
〇真菌性
網膜・脈絡膜での真菌の感染。サルコイドーシス様。IVHの長期使用者に現れる。ミコナゾール対応。

4-22新美
〇視細胞、細胞の感光色素に光があたることによって電位差発生。
〇眼瞼 一番内側に 瞼板 眼瞼挙筋(動眼神経,まぶた開く)、ミュラー筋(瞼板筋,交感神経)
まぶたを閉じるのは眼輪筋のはたらき
〇角膜と水晶体へは血管なし 房水による補給(;毛様体から栄養分が虹彩前方に分泌)と
涙(→涙点・鼻涙管)による補給(酸素・水。温度たもつ働きも)
〇眼球の角膜表面を、脂腺により保護す(;乾いてしまわないように)
〇筋肉は赤道部より前方の強膜に付着 6本 斜筋は赤道部の前方
5-27新美
〇ヒトの目はその見える質を問題としている
〇角膜(+40D!) 水晶体(+20D) ピント距離=眼軸長。 水晶体によるピント合わせ
水晶体→毛様小帯→毛様体(輪状)。ちゃんと調節できる『正視』と屈折異常(近視、遠視)
乱視(光の入る方向によっては焦点あわせがうまくいかない)
近視は、遠く見るとき焦点が網膜より角膜側にできてしまう 遠視は逆
〇屈折異常検査
検影法(スキアスコープ); 平行光線を目の中に入れ、網膜の輝きをみる。 逆行(近視)、同行(遠視)
;さらに、入れる光線をレンズ補正することでどのdiop.で正視になるのかをみれる
レフラクトメータ; 実際に網膜上に像を結像させ、どの程度のdiop.補正で正しく結像するか見る。
ほか、角膜計(角膜の曲率測定)、US
〇屈折異常の対応
 メガネ(;凹・凸・円柱)
 コンタクトレンズ(;角膜がデコボコでもいい;涙で)
 水晶体摘出(重度の近視で)
 角膜に切れ込み(近視で)
〇屈折の調節、老眼
水晶体、"水晶体のう"というカプセルに包まれる。水晶体細胞は死ぬまで分裂つづけるため、水 晶体の柔軟性はどんどん悪くなって行く。
小さい子は近くばかり見ていると毛様体筋の緊張状態が続くため近視気味となる。これは光学 的近視ではないのでアトロピンなどで治療。

5-20 重光
[視力]
〇視力=2点を識別する眼の能力。最小視角の逆数。1.0でランドルト環1度。
分数視力(検査距離/1.0での可能視認距離);Swallen
〇視力=遠見視力(5m;V)、近見視力(30-50cm;V30など)。
〇ランドルトの『字づまり検査』。 小児では『字ひとつ検査』(ランドルト模型を合わせるもの)
〇生3Mごろまで視力up(-3yで1.0に)。 覆うと『視覚遮断性弱視』に(;先天性眼瞼下垂など)。
; 育成医療の適応となる
〇0.1見えん→初めて見えた距離で0.1・x/5→20cm指数→眼前手動弁→光覚弁,投影確実(方向OK)
〇一般的に、0.02↓盲。両目なら『失明』。身体障害者福祉法で守られる。
6-17重光
[眼瞼の病]
◎麦粒腫
〇外麦粒腫=眼瞼縁の脂腺へのブ菌感染。"ものもらい"。皮膚割線に沿い、横に切って排膿。
〇内麦粒腫=眼瞼結膜面、マイボーム脂腺感染。縦に切って排膿。
◎霰粒腫
マイボーム脂腺の無菌性肉芽腫性炎症。しばしばあり。いたみ(-)の小さい肥厚が眼瞼結膜に。
切開、かきだす。巨細胞出現。細菌感染おこし急性炎症、『急性霰粒腫』。
◎睫毛内反
小児に多い。下眼瞼内側に多い。角膜表面で角膜炎(びらん)おこす。=樹枝状角膜炎
経過みるが、黒目(角膜部分)にかかったらop適応。
◎兎眼症
顔面神経マヒ・眼瞼欠損・眼球突出等で瞼閉じれないため、ムチン含有の涙液が眼球を覆えない。 ため『兎眼性角膜炎』きたす。リハビリが重要だが、軟膏塗布・ラッピング、op閉鎖も行う。
◎眼球癒着
化学物質とくにアルカリ物質で。結膜同士が癒着す。結膜のう形成術、ステロイド。
化学物質ついたらいちはやく洗浄することが重要である
◎眼瞼下垂
動眼神経マヒでの眼瞼挙筋マヒなど、眼裂の縦はばが狭くなった状態。
MGなどによる。(;テンシロンテストでcheck!)
先天性だと視覚遮断性弱視をひきおこす(→育成医療適応)。op即適応となる。
op、筋の短縮術、前頭筋連結術 など。
◎ホルネルsynd
synpNマヒで縮瞳・眼瞼下垂・縮小をみる。ふつう片側。
◎眼瞼縁炎
しょうもう根部に。ブ菌性(黄ブ。両側・慢性。inf。Ab,軟膏)・脂漏性(眼瞼清潔にし、Ab,ステロイド)。
◎virus
乳幼児。とくにHSV問題。眼瞼に発赤(+)の多発性水泡。感冒様症状。結膜炎・角膜炎合併。
〇眼部帯状ほうしんvirus=VZV。三叉神経領域での感染で。アシクロビル対応。激しい痛み。
ひどいと虹彩毛様体炎、強膜炎などきたす。発熱、全身倦怠感も。
◎良性腫瘍
〇顔面血管腫; スタージー・ウェーバー。三叉神経1,2枝。緑内障・てんかん合併
〇良性tum; フォンレックリングハウゼン=神経繊維腫。カフェオレ斑。肝臓・脾臓の肥大。精神発育障害。
ほか、黄色板症、類皮腫、・・
◎悪性腫瘍
結膜では扁平上皮CA、皮膚は基底細胞CA多い。眼板から腺CAも。
〇色素性乾皮症=先天性皮膚病。生1y〜皮膚の露出面に光線過敏きたすもの。CA化きたす。
[涙器]
◎涙器の解剖
涙腺→(目)→涙点・涙小管→るいのう→鼻涙管→下鼻道
◎検査
〇シルマーテスト(分泌量知るもの、眼に濾紙ぶらさげる。シェーグレンなどで)
〇フルオレセイン点眼(色素。点眼のち数分後に鼻かみ、涙道の通過状態をみるもの)
〇涙道通水試験(涙点から液(;生理食塩水など)注入。鼻腔に流出するか)
〇Xp,ヨード造影(;必ずアレルギーチェックしたあと行うこと)
〇ローズベンガル染色; cf.シェーグレン
◎疾患
〇慢性涙のう炎(→急性るいのう炎;周囲に波及すると)
原因=るいのう細菌感染、炎症。鼻涙管閉塞に続発。頻度高い。ブ球・肺炎球・緑膿菌。
症状=涙流す。膿性の粘液の涙点からの逆流。
治療=ブジー、op(るいのう鼻腔吻合術、るいのう摘出術)
↑どうしても通過しないときのopとして
〇乳児涙のう炎
生3Mごろ、まだ鼻涙管のあいていない子においておきる。ため、Ab投与で予防・治療。
すぐブジーせず、しばらく待ってみる。それでもあかないならブジー。(;これで治癒)
〇慢性涙腺炎
ふつう、両側性。痛み(-)の腫瘤触れる。
・ミクリッツ病;両側の涙腺と唾液線が無痛性に腫張するもの
・シェーグレン;Ai病。慢性炎症で、涙液↓から乾性角結膜炎・唾液↓。中年以後女性。

7-1馬嶋JR
[角膜・強膜]
◎角膜
5層。(上皮cell/ボーマン膜/実質/デスメ膜/内皮cell)
無血管の透明組織。角膜上皮の酸素供給は涙液から。内皮細胞の酸素は前房水から。
角膜実質=実質細胞・コラーゲン繊維・プロテオグリカン。
内皮細胞は、能動輸送機能で、前房水の角膜内侵入防ぐことで角膜内の保水量を一定に保ち、 栄養源(ブドウ糖)を取り込み、角膜の透明性を保つはたらきをする。6角形モザイク構造。
〇検査
細隙灯顕微鏡検査; 切断するような照明、それを斜めから顕微鏡観察。
プラチドー角膜計; 同心円模様の円盤を角膜表面に写してやるもの。
角膜知覚検査; こよりで後ろからふれる。HSV感染で知覚↓、その検査として重要
〇沈着
デスメ膜; カイザー・フラッシャーリング。 ウィルソン病でCu沈着で。
ボウマン層; フライシャーリング。 円錐角膜で。ヘモジデリン。
〇感染症
・細菌性角膜潰瘍(=ふく行性角膜潰瘍)
角膜、特殊構造のため特異な病態を示す。角膜実質の浸潤・潰瘍。速やかな進行。
病気が進行したら感染は治癒できても角膜に濃い混濁残す→視力障害。
原因=角膜外傷を誘因とした感染。緑膿菌、最多。
症状=急激発症。激しい痛み。結膜の充血・浮腫。前房の蓄膿。
治療=アミノグリコシド(;ゲンタマイシン)
・角膜真菌症= まれ。枯れ草などから。ステロイド無効、かえって増える?
・ヘルペス
HSVで。ふつう再発性。小児の場合は初発性である。三叉神経節に入り込んでいる。
表層をおかすもの(;上皮。樹枝状角膜炎,地図状)と深層性のもの(実質、円盤状角膜炎)。
角膜の知覚低下! 虹彩毛様体炎を併発。
治療=表(アシクロビル軟膏、IDU液。ステロイド禁忌)/ 深(円盤状・・に、ステロイド軟膏)
cf.VZV感染も。三叉神経一枝に。
〇円錐角膜
概念=角膜の中央が突出してくる形態異常。劣性遺伝。アトピー性疾患伴うことが多い。
ボーマン膜にフライシャーリング(ヘモジデリン色素)。20歳前後で発症。
急速に進行する場合、デスメ膜の破裂を生じる。
検査=プラチドー角膜計。
症状=破裂あると、急激な強い角膜浮腫とそれによる混濁、著しい視力低下
治療=コンタクト、初期にはよい成績だが進行したら角膜移植。
〇角膜移植について
全層移植と、表層移植。
表層の場合は5年ぐらい冷凍保存可能。全層なら死体より2-3日。(角膜内皮細胞が48時間の寿 命のため)。ドナー側が感染症・CAある場合には禁忌である。
[強膜]
〇青色強膜=骨形成不全など。全身性に先天異常ある人に。
骨のぜい弱・関節脱きゅう・難聴などあるとき、『ファンデルヘーベsynd』
〇上強膜炎=とくにRA、TBの合併症として重要である。


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