CT装置の制御部分が完成したので、3Fの防護室へ持ち込んで機械調整を開始しました。
CTの製作においては、専用の調整工具も無いため、組み付けてからの機械調整が結構大変です。
最初に、X線管の焦点とFPDの中心を結ぶ軸上にθ軸の回転中心を配置する必要があります。
今回は先ず、θ軸の動作確認と、θ軸の回転中心を探しました。
辻岡先生からアドバイスや材料などを御借りして、、、
ほぼ加工図面通りの中心位置が得られていたことがわかったので、次回、総合的な軸調整を行ないます。
銀塩写真システムの湿式現像処理の実験を行いました。
まず、一眼レフカメラと一般白黒フィルムを使って写真を撮ります。
モデルは5階の院生、M山先輩です。
フィルムの現像処理を行います。
フィルムの現像はこんな真っ黒な容器の中で行います。
次に現像したフィルム(=ネガ)を引き伸ばして印画紙に焼き付けます。
またまた5階からO塚さんが出張。引き伸ばし機のピントを合せています。
写真の濃度を決めるために露光時間を変えて「階段露光」をします。
この中から最適な濃度を選んで、本露光!
こんな写真ができあがります。
※見ての通りこの人は危険人物なので気を付けましょう※
写真の現像はすべて暗室の中で行います。
X線写真の現像処理も同じような工程で行いますが…
今はデジタルが主流なので、暗室はあんまり使われていないようです。
最後にパシャリ☆
◆まり◆