浅野 之夫   伊東 昌広   荒川 敏   志村 正博   古田 晋平   林 千紘   神尾 健士郎   河合 永季   安岡 宏展   東口 貴彦   堀口 明彦   
臨床外科 74(4) 481-484 2019年4月
<文献概要>ポイント ◆可能な限り,早い段階で脾動脈確保を安全に施行することが,出血コントロールで重要である.◆膵切離では,切離前に膵圧挫用クリップでしっかり圧挫し,自動縫合器にてゆっくり切離する.◆出血したら,まずガーゼ圧迫と脾動脈テープを牽引する.脾動脈の枝からの出血ならクリップ,脾動脈本幹からの出血なら縫合閉鎖する.