山本 智支   乾 和郎   芳野 純治   若林 貴夫   三好 広尚   小林 隆   小坂 俊仁   友松 雄一郎   松浦 弘尚   成田 賢生   鳥井 淑敬   森 智子   黒川 雄太   細川 千佳生   安江 祐二   
胆と膵 33(9) 741-744 2012年9月
今回、当施設で作成したPTBDのクリニカルパスを紹介した。PTBDは症例により病態が多様で医師ごとに指示も異なっていたため、クリニカルパスの導入は困難であった。ただ、医師以外の医療スタッフの混乱、ミスなどを防ぎ、医療の標準化のためクリニカルパスを作成するに至った。いっぽう、DPCが導入されたことから、コストの削減が必要不可欠となってきている。しかしながら、その結果として質の悪い医療の提供に繋がる恐れがある。それを防ぎ治療の質を向上し、標準化するにはクリニカルパスの適切な運用が求められている...