稲垣圭亮   谷川広樹   大塚圭   伊藤慎英   松田文浩   山田純也   加賀谷斉   才藤栄一   
日本理学療法学術大会(Web) 50th(0) O-0338(J-STAGE)-0338 2015年4月
【はじめに,目的】リハビリテーション医療において,歩行分析は歩行障害の重症度診断,治療方針の決定,治療の効果判定を行ううえで重要である。現在,臨床における主な歩行分析方法は視診である。しかし,視診による歩行分析は主観的であり,評価基準が順序尺度であるため信頼性は低い。我々は,臨床で三次元動作分析装置を用いて定量的な歩行分析をするため,トレッドミル歩行分析を行っている。これまでに分回し歩行をはじめとする脳卒中片麻痺患者に特徴的な8種類の異常歩行の定量的評価を試み,その臨床的有用性を報告した。...