医療経営情報学科 4年間の学び・カリキュラム

1年次

どんな授業をしている?

経営学総論

企業は、組織を作り、戦略を立て、経営資源を管理・運営して財・サービスを生産しています。 経営学総論では、組織論、戦略論、管理論への導入として、経営学を基礎的な用語や内容に関して具体的な事例を用いて学びます。

診療報酬請求論Ⅰ

医療機関の収入は、診療に対する報酬請求が中心となります。その請求をおこなうために必要不可欠な診療報酬請求業務の基礎を習得。各診療行為にそって講義がおこなわれるほか、基本的な外来症例の知識なども学びます。

医療情報ネットワーク論Ⅰ

医療情報システムを構築するためのネットワーク技術や関連技術について、基礎から医療情報を取り扱うための応用まで、じっくりと学びます。ネットワークの安全な運用管理に欠かせないセキュリティ技術も実践的に修得します。

2年次

どんな授業をしている?

医療情報学Ⅰ

医療の現場には、電子カルテをはじめ、物流管理、診療報酬計算など各種コンピュータシステムが導入されています。医療情報学では、医療現場でのシステム開発に関する知識が身につき、現場で役立つように学習します。 関連する医療情報学Ⅰ実習では、PCをパーツから組み上げてOSをインストールし、各種設定をおこなってネットワークに接続し、LANを構築する実習もおこなっています。また、身近な医療に関するテーマを調査してまとめ、プレゼンテーションするミニ研究という小グループ実習もおこなっています。

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どんな授業をしている?

病院情報システム学実習

最近の病院は思いのほかIT化が進んでいます。「電子カルテ」ばかりではなく、病院の多くの部門にはそれぞれの部門システムが入っています。それらを統合してデータを流通させ多くの医療専門職がそのデータを共有することで病院機能は格段に向上しました。 実習では、施設設備紹介欄に載せた「わかばクリニック」で模擬的に病院情報システムを体験します。 まず個々の部門システムについて学習したあと、グループに分かれて、他の科目で学習した医学・医療の知識、情報処理技術その他の知識を総動員して、外来診療の流れのシナリオを自分たちで作成します。その後外来での患者さんの動きに沿って、システムを利用しながらそれぞれの専門職の役割を実演し、グループ相互で評価し合います。受付から始まり、診察、検査などを経て会計をすませ薬局で薬をもらうまで、この実習ではみんなが活き活きと楽しんでいますよ。

診療情報管理論Ⅱ

カルテがなければ、安心・安全な医療も、医療費の請求もできません。医療の要であるカルテをはじめとする診療情報の正確性と安全性を保つ管理、そこから得られる情報の分析と提供など、診療情報がどのように管理・活用されるか考察します。

4年次

どんな授業をしている?

臨地実習

実際の医療現場において実務にあたることにより、これまで習得してきた知識や技術を再確認し、より実践的な力として身につけることを目的としています。医療人として欠かせないコミュニケーション力や接遇マナーなど、一般的な技能も高めます。

経営戦略論

戦略的なマネジメントには、経営者に現場の正確でタイムリーな情報が届くことが必要となりますが、グローバルで変化の速い現代の経営で威力を発揮するのが、情報ネットワークシステムです。特に、病院においては、近年、DPC/PDPSという報酬制度が導入され、自院と競合する他院との比較が可能となり、本授業では強みを伸ばし、弱みを克服できる経営企画部門のスタッフに必要な知識と技能を修得します。

医療管理学Ⅱ

1年生~3年生までに学んだ(経営学、医療管理学Ⅰ等)理論を用いて、ケースメソッド形式で講義を進めています。 実際の病院などの組織に発生する問題の発見や解決策、改善活動等に活用できる知識の習得を目指しています。

医療組織管理論

病院管理の基本は、人的・物的・財務的および情報の視点の上に立って、病院業務の諸活動を組織行動としてまとめることです。病院組織行動全体を目標達成に向けて指導・統括するための理論、知識、実践を学びます。

充実した臨床実習

医療経営情報学科では、1年生から4年生まで、併設する大学病院や関連病院での実習をカリキュラムに組み込んでいます。

まずは1年で早期臨地体験実習をおこないます。ここでは病院の内側に初めて入り込み、さまざまなフタッフが働く姿を見学体験します。
2年の診療報酬請求論実習では、病院内のさまざまな部門でどのような業務がおこなわれているかを1年かけて見学実習します。
3年生では診療情報管理士に求められる技能を身に付ける診療情報管理実習があり、4年の臨地実習では、今まで学んだ知識を医療現場で総合的に深めていきます。病院スタッフとの交流を図りながら、コミュニケーション能力や接遇マナーも体得します。

3つの大学病院

藤田医科大学病院

大学に併設されている21世紀型の総合医療センターともいうべき高度先進医療の一端を担う病院です。様々な疾患の患者さんと接することができ、超急性期からのリハビリテーションも体験できます。また、実習では、教員が病院へ赴き、実際の患者さんを通して学生の実習指導をおこないます。

藤田医科大学 ばんたね病院

大学に併設されている21世紀型の総合医療センターともいうべき高度先進医療の一端を担う病院です。様々な疾患の患者さんと接することができ、超急性期からのリハビリテーションも体験できます。また、実習では、教員が病院へ赴き、実際の患者さんを通して学生の実習指導をおこないます。

藤田医科大学 七栗記念病院

三重県津市にあり、施設やスタッフの充実度、治療成績から見て全国でも屈指のリハビリテーション病院です。脳の病気の患者さんが多く入院しているため、脳機能に由来する様々な障害を研修することができます。