お知らせ

【医学部】2022年度における授業等の実施方針について(通知)

新入生・在学生・保護者の皆様

 新型コロナウイルス感染症の影響が続いており、2022年度における授業等については、下記のとおりに実施する方針といたしますのでお知らせいたします。
 これは現時点で決定された方針ですが、地域の感染状況の推移等を踏まえ、変更することがあります。その際は、改めてお知らせいたしますので、予めご承知ください。
 全ての学生が学修に専念できるよう、学生一人一人の立場に立って、きめ細かい対応に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

                       記

 医学教育には、対面による授業が不可欠です。したがって、2022年度の授業において、講義はリアルタイムかつ双方向を担保した上で行うオンライン授業のほか、感染防止を考慮し教室を分散して行う対面授業も併用します。演習、実習等については可能な限り対面授業とし、医学教育の基礎となる解剖実習を始め、参加型臨床実習、専門職間連携、PBLなど医療現場に即したリアルな教育を展開します。一方で、カンファレンスやクルズスは必要に応じてオンラインで実施するなど、安全面に考慮しながら臨場感あふれる授業を提供します。

 大学での学修に慣れていない新入生については、入学直後の時期が、新たな学友や教職員との対人関係を構築する重要な時期と位置づけ、対面授業を優先的に実施します。環境の変化や孤独感から精神的な不安を抱える学生を把握するための対応として、精神科医が指導教員として担当する、心理カウンセラーによる面談の機会を十分に確保するなど、学生の悩みや不安に寄り添った対応にも努めてまいります。
感染対策については、本学が運営するワクチン大規模接種会場にて、すべての学生にワクチン接種の機会を用意しており、また、希望者には随時、大学が保有するPCRセンターで検査を行なう機会も提供しています。

 今後、学生や保護者の皆さんにさらなるご協力を求めざるを得ない状況になる可能性も否定できませんが、こうした状況下で医師になるための修練ができることを貴重な経験と捉え、学生同士切磋琢磨していただける環境を整えて参ります。
                                            以上

                                    2022年4月
                                    医学部長  岩田仲生