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第82回保健学セミナーのお知らせ

大学院保健学研究科 第82回保健学セミナーのお知らせ

藤田医科大学大学院 保健学研究科 保健学専攻では、6領域の大学院生が共に集まり、領域横断的に視野を広げ最新のトピックスを学ぶため、各分野の第一線で活躍されている学内外の先生や著名な研究者を講師に招聘した「保健学セミナー」を開催しています。
今回の第82回保健学セミナーは、医用放射線科学領域の企画担当で開催いたします。
演題 人工知能(AI)新時代-医学保健学・画像診断領域へのインパクト-
演者 岐阜大学工学部 特任教授
藤田 廣志 先生
日時 2021年1月15日(金)18:00~19:30
場所 Web開催

ご講演要旨

今回、ご講演いただく藤田広志先生は、岐阜大学工学部・同大学院をご卒業されました。その後、シカゴ大学で客員研究員として放射線画像の画質評価や画像解析に関する研究に従事されました。帰国後は、岐阜高専や岐阜大学に勤務され、1995年に岐阜大学工学部教授、2002年には医学部(知能イメージ情報分野)主任教授に就任されています。藤田先生は、医用画像から病変を自動検出し解析する、「コンピュータ支援診断」に関する研究について非常に著名な先生です。また、放射線画像の画質評価を正確に行う画期的な方法を考案され、現在では臨床で広く利用されています。
 現在は、岐阜大学の特任教授/名誉教授、中国・鄭州大学の客員教授、そして本学の客員教授として教育や研究の指導にあたられているほか、医用画像情報学会の名誉会長、電子情報通信学会のフェロー、日本歯科人工知能研究会の理事、日本放射線技術学会の永年功労会員も務められています。さらに最近は、人工知能を医療分野で広めるために「医用画像情報工学」や「はじめての医用画像ディープラーニング」など多数の教科書や入門書を執筆されています。
ご講演では、今までのご経験から、人工知能の医療応用に関する最新の話題を伺えると思います。
3次人工知能(AI)ブームを迎えている.特に,コンピュータが自ら学習(特徴やルールを学ぶ)する「機械学習」法の一種である『ディープラーニング』(深層学習)技術の出現により,画像認識の精度が人間の精度を超えるレベルに達している.AIが人智を超える“シンギュラリティー(技術的特異点)”は,2045年と推測される.将棋や囲碁のようなゲームの世界では,すでにシンギュラリティーは訪れている.医療分野におけるAIの開発・導入も急激に進んでいる.20177月に,厚生労働省の懇話会は,AIを利用した病気の診断や医薬品開発の支援を,2020年度にも実現することを盛り込んだ報告書を公表し,特に開発を進める重点領域として,「ゲノム医療」,「画像診断支援」,「診断・治療支援」,「医薬品開発」の4領域を挙げている.本講演では,AIの基礎,医用画像診断領域を中心としたAI導入の現状と課題,将来展望などについて,多くの事例を含め概説する.

大学院生はもとより、学部学生や教職員の皆様で関心のある方のご来聴をお待ちしております。 

                  大学院保健学研究科長 齋藤邦明
                  問合わせ:寺本篤司(0562-93-9872  teramoto@fujita-hu.ac.jp