机上だけではない臨床での経験・学びが自信につながる | 藤田医科大学 高校生向け特設サイト

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保健衛生学部の学び

保健衛生学部の学び

机上だけではない臨床での
経験・学びが自信につながる

保健衛生学部 リハビリテーション学科
作業療法専攻 卒業

R.T

患者さんの精神面にもアプローチする責任ある仕事

私は人と話をするのが好きです。医療従事者である母から、作業療法士の仕事は患者さんとの会話がとても重要なポイントになると聞いて、その仕事なら、自分の性格に合っていると感じました。入学当時は、正直どんな仕事なのか理解しきれなかったのですが、授業で多角的に学ぶうちに、作業療法士は身体面だけではなく精神面にもアプローチして患者さんをサポートする仕事だと知り、今はやりがいと責任感を感じています。
実際に精神科での実習を経験し、心に障害を抱えている方とのコミュニケーションについても学びました。自分の行うリハビリテーションが、患者さんの今後の人生を良い方にも悪い方にも変える可能性があるということを自覚して、気を引き締めていきたいと思っています。

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臨床経験を積むことで知識が身になり、大きな自信に

本学の学びの特長として、たくさんの実習が設けられていることが挙げられます。臨床実習に多くの時間を割くカリキュラムになっていて、その合計数は1,575時間にもおよびます。これは他大学と比べても圧倒的な時間数で、机上の勉強だけでは頭に入らないことも、実際に体を動かし、経験してみることで、驚くほど頭にすっと入ってくるので、臨床上の経験が多いことは自信につながっています。
授業は座学だけではなく、グループワークでクラスメイトと議論することも多いです。コロナ禍でのオンライン授業でもグループワークがあり、大学に通えなくても友人と交流ができて心強かったです。先生とも距離が近く、雑談をしたり、分からないことがあればなんでも聞ける雰囲気があり、安心して学ぶことができます。

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患者さんから目標を引き出してサポートできる人になりたい

患者さんと上手にコミュニケーションを取っている作業療法士の姿をみると、私もいつかはそうなりたいと憧れます。人と話をするのが好きな自分の長所を生かして、会話の中から患者さんのなりたい姿を引き出し、その目標のためのリハビリテーションが考えられるような作業療法士になりたいです。
作業療法士をめざすようになってから、公共の場での周囲の見方が変わりました。高齢の方や車椅子の方などを気にするようになり、新たな視点で社会や物事を見られるようになりました。また介護施設でアルバイトをしているのですが、入居する高齢の方と会話をしながらコミュニケーションの仕方を実践的に学んでいます。これからも自分のなりたい作業療法士像を常に思い描いて、能動的に学んでいきたいと思います。