機械ではできない情報の精査や考察で医師の診療をサポート | 藤田医科大学 高校生向け特設サイト

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医療科学部の学び

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患者さんから得られた検査情報から
病態を把握し医師の診療をサポート

医療科学部 医療検査学科
臨床検査学プログラム 卒業

T.K

機械を動かすだけではなく知識や経験が診療の助けに

近年はAIの進化・普及による検査の機械化や自動化が進み、臨床検査技師の仕事の将来性については、今まで以上に人にしかできない仕事が重要視されると思います。例えば血液検査の場合、検体の採取法や保存状態によっては誤った値が出てくることがあるため、値が正しいものであるかを精査する臨床検査技師の知識や経験は不可欠です。また、患者さんの検査値を最初に目にするのは臨床検査技師であることから、検査値を基に病態を把握する能力も求められます。
単に検査機器を操作するだけではなく、専門的な知識や医療分野全般に対する幅広い情報を有し、それらの知識や情報を、生きたものとして現場で反映させることが肝要となる臨床検査技師という仕事。実習を通じ、このような臨床検査技師としての意識、役割を実感できたことは大きな財産になりました。
大学で学んでいる知識が実際の現場でどのように生きるか、どのような場面で必要になるかということをイメージしながら学びを重ねています。

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友人との会話から大学で得た知識量の多さを実感

他大学に通う友人らと話していた時のことです。「最近運動をしていないし、甘い物ばかり食べて太ってしまった」と嘆く友人がいました。その友人に対して、糖尿病の病態とリスク、合併症、気を付けなければいけないことなどを熱く語り続けてしまい、同席していた友人が私の様子に驚いて言葉を失ったことがありました。「糖尿病には気を付けて!」という思いが私を駆り立て、つい夢中になって話しすぎてしまいました。友人には少々戸惑いを与えてしまったかもしれませんが、こうしたちょっとした会話の中でも大学で学んだ知識が止めどなく出てきたことは、「知識が深まっている」という自信にもつながっています。自分の中に蓄積してきた病気に関する知識の引き出しを生かし、友人に対してアドバイスできたことで、成長を実感できました。

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個性豊かな教授・教員のもと楽しみながら学ぶ日々

藤田医科大学の特色は、個性豊かな教授・教員陣です。わからないことや不安なことを相談すると、どの教員も親身に応えてくださいますし、学習面のみならず進路相談や恋愛相談に乗ってくださる教員もいます。コロナ禍でオンライン授業が中心になった時期も、理解し難い部分はないか、学生が集中力を欠いていないかなど、細やかな気遣いをしてくださいました。なかには、アプリを使い講義内容をクイズ形式で復習できるように工夫するなど、学習がマンネリ化しないように趣向を凝らしてくださる教員もいて、私たちのことを考えてくださっているのだと実感します。
学生と一緒になって笑い合ったり、難しいテスト問題で気を引き締めたりするなど、時に親しみやすく、時に厳しい教授・教員の方々。学ぶ喜びを伝えてくれる恩師のもとで、臨床検査技師をめざしてしっかり取り組んでいきたいと思っています。