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医学部の学び

医学部の学び

多職種との連携をいかし、
患者さんを第一に考える医師を目指す

医学部 医学科 1年

M.T

建学の精神に共感し入学。充実した学習環境で緩和ケア医を目指す

藤田医科大学の建学の精神である「独創一理」に強く感銘を受け、本学を志望しました。「独創一理」には独創的な学究精神を持つという意味が含まれており、将来は緩和ケア医として働きながら終末期医療や生命倫理学について研究したいと考えていた私は、建学の精神が示すような柔軟な考え方を持った医師になりたいと思いました。入学して感じたことは学内に学びやすい環境が整っていることです。充実した自習室があり、それ以外にもさまざまな場所で自習することができます。特にラーニングコモンズや学生ホールでは仲間同士で利用でき、テスト前には親しい友人と一緒に教え合いながら勉強に励んでいます。学内はインターネット環境が整っているのも魅力。気になることはインターネット経由ですぐに調べることができ、ストレスなく学習に集中できます。

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多職種連携を学ぶ授業でコミュニケーション能力を磨く

本学は多職種や専門職の連携の重要性を学ぶアセンブリ教育に力を入れています。1年次では、医学部・医療科学部・保健衛生学部の学生合同の授業「アセンブリⅠ」が実施され、学部や学科の枠を越えた6~7人のグループでワークを行いました。メンバー同士で学部による先入観をなくすため、普段着用している名札を外して参加したことが新鮮でした。グループワークを通じて、将来、多職種連携をおこなう上で大切になるコミュニケーション能力を身につけることができました。この授業で学んだ「ミラーリング」は日常でも活用しています。仕草や表情などを相手に合わせるコミュニケーション手法で、これを模倣することで相手に親近感を抱いてもらいやすくなります。自分の交友関係を充実させるために非常に役に立っていると感じています。

臨床実習や資格取得を経て、患者や被災者へのケアを考える

また本学の大きな特徴として、1年次の前期という早い段階から病院内のさまざまな部門を見学する「早期臨床体験」があります。少人数のグループで看護部・臨床検査部・放射線部・薬剤部・食養部の5つの部門を回って、チーム医療に必要な考え方や態度を学びました。夏休みに行われる「夜勤実習」では、実際に病棟に入り夜勤を経験することで、入院患者さんの1日の生活や看護師の業務内容を知ることができました。実習を通して、コメディカルの働き方や患者さんとの関わり方について深く学ぶと同時に、医療は人と人の間で行われるため、病気だけでなく患者さん自身を見ることが大事だと実感しました。さらに本学は防災教育にも力を入れており、全学生の防災士資格の取得を目指しています。私自身も防災士資格を取得し、避難所運営や被災者に対するケアなどに興味を持つようになりました。将来は緩和ケア医として、日本の終末期医療に関わるのが目標です。

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