命の尊さに触れた実習で医師としての責任と覚悟が芽生えた | 藤田医科大学 高校生向け特設サイト

藤田医科大学 高校生向け特設サイト

医学部の学び

医学部の学び

命の尊さに触れた実習で
医師としての責任と覚悟が芽生えた

医学部 医学科 3年

H.H

学生の主体性を尊重する校風と学びに積極的になれる環境

生涯にわたって自分を磨き、その研鑽によって人を助けることができる仕事は何だろうと考えるうちに、医師という職業に興味を持ち始めました。藤田医科大学は学生たちが勉強に励みやすい環境が整っていると思います。自習室や教室、学生ホールなどさまざまな学習スペースがいつでも利用でき、授業は録画されているので復習に役立てています。またキャンパスライフ全般において、学生の意見を積極的に取り入れてくれるのも本学の良いところ。学生の意見をきっかけに昼食のバリエーションが増え、今では学生食堂やキッチンカー、レストラン、カフェなど、どこでランチするか迷うほどです。こうして学生の意見を取り入れて環境改善に取り組む姿勢は、学生たちの主体性を大切にしてくれる証だと思います。

医学部の学び

人体や疾患への知識を深め、医師としての覚悟が芽生えた解剖学実習

医学部の学びで印象的だったのは「解剖学実習」です。1年次に学んだ解剖学の知識と照らし合わせながら、ご献体の各臓器や神経、血管の位置など、教科書だけでは深く理解できない立体的な構造を学びました。解剖学の知識から推察できる疾患を自分の目で確認することで今まで漠然としていた知識が、臨床で実際に使える知識へと変わりました。
実習では開始時と終了時に必ずご献体に一礼して感謝の言葉を述べ、すべての実習が終わると学生たちの手で納棺いたします。ご献体に丁寧に向き合いながら命の尊さをひしひしと感じ、自分が医師になるまでには多くの方の支えがあるんだと思いました。医師をめざす者としての責任と覚悟が芽生え、ますます学習に意欲的になっています。

正しい知識と姿勢により患者さんの精神面にも寄り添う

「プロフェッショナリズムⅡ」の授業では、臨床現場に赴いて、患者さんへの対応や医学生としての意識について学びました。またボランティアの方々に協力していただきながら、実際の患者さんの悩みにどのように寄り添うべきかを学ぶ授業では、病気で不安を抱える患者さんの様子を見て、医師は病気の治療だけでなく、精神的な支えとなり、安心して家に帰れるようにしてあげるのも大切な役割だと思うようになりました。
2年次の学びは、主に人の正常な機能を知ることを目的としており、さまざまな授業で医師の仕事の基礎を具体的に学んでいきます。こうした学びを糧として、将来は、正しい知識・正しい姿勢で医療と向き合い、病気を治すだけでなく、患者さんがしっかり理解し、納得のいく結果を得るために手助けできる医師になりたいと思っています。

医学部の学び