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医学部の学び

医学部の学び

実習で命の尊さを感じ、
医師としての責務を抱く

医学部 医学科 2年

S.T

尊敬する先生や意識の高い仲間との出会いが大いなる刺激に

本学のオープンキャンパスに参加した際、「藤田の教育は厳しいが、その分がんばる学生に対しては全力で支援する」とお話を聞き、熱心に学びを深めるには最適な環境だと思いました。入学後は尊敬する先生方や意識が高く助け合える仲間との出会いが私を大きく変えています。社会貢献を志す先生のもとでボランティア活動に参加して、人との関わり方や社会問題を知ることができ、心理学の授業ではコミュニケーション能力に磨きをかけることができました。また本学の学生は、社会貢献活動だけでなく、研究に熱心に取り組む学生や、自ら臨床に出向いて学びを深めている学生が多く、大変刺激になります。自習室やラーニングコモンズなど学習環境も整っており、試験中は部活の仲間を中心に勉強グループを作ってお互いに教え合って学びを深めています。

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医学の基礎知識を軽んじることなく、着実に専門性を深めたい

授業では、解剖学や薬理学など医学の基礎知識の習得に力を入れました。特に解剖学実習では、ご献体を解剖させていただき、畏敬の念を強く抱くと同時に医師として命を大切に扱うという自覚が芽生えました。私の祖父の死去と解剖学実習の時期が重なったこともあり、ご献体となってくださっていた方やご遺族の方々のお気持ちを身をもって感じたことも医師を目指す上で大切な気づきです。各班のご献体を比べると、ご献体ごとに体の構造に違いがあり、患者さん一人ひとりに合わせて医療を行うことの必要性がわかりました。薬理学では、薬物処方をする上で、生体の機能や疾患の状態、薬物の作用などを本質的に理解しているかが重要です。薬理学に限らず、基礎を軽んじることなく、理解をもって専門性を深めていきたいと思いました。

主体的な学びを支える環境の中で、本質的に学ぶ姿勢が身についた

本学は学生が主体的に学ぶことができる環境が整っています。自習室などの学習環境に加え、質問に対し親身に答えてくれる先生方が多いことは非常にありがたいです。おかげで何かを学ぶ際には本質的に理解しようとする意識が高まりました。1つの科目だけを学ぶのではなく、他分野と関連付け、抽象化して理解できるようになり、理論的な考え方が身についたことは大きな学習成果です。現在は心理学や医療的ケア児や障がいをもつ子どものケアに関心があり、将来的は、地域医療を通して、病気を診る医師ではなく、患者さんと心から向き合える医師になりたいです。地域の一員として患者さんに関わり、日常的に挨拶したり、お互いに助け合ったりして、深い関係性を築けたらいいなと思っています。

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