患者さんとの意思疎通や信頼関係を築く難しさを身をもって知る | 藤田医科大学 高校生向け特設サイト

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医学部の学び

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患者さんとの意思疎通や信頼関係を築く難しさを身をもって知る

医学部 医学科 5年

Y.H

先端医療に惹かれて入学。学びの環境やITの強さも魅力

私は3歳からバレエを習っていました。見た目以上に脚を酷使するため、よく整形外科にお世話になりました。15歳で交通事故に遭い、その時もバレエに復帰するため、何度も病院へ。そこで出会った先生方のように、医療でスポーツをする人を支えたいと思いました。特に興味を持ったのは再生医療です。調べていくうちに、本学には国際再生医療センターがあると知り、最先端の医療を学びたいと志望しました。
本学には24時まで開放している自習室やラーニングコモンズ、自由に使える開放教室、一人ひとりのブースが確立した図書館など、勉強に集中できる場所がたくさんあります。私は小学生の頃からプリント管理が苦手でしたが、授業のレジュメがすべてiPadで管理できることも便利だと感じています。授業の録画も配信され、復習や試験勉強に役立ちます。こうしたITの強さも藤田の魅力です。

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心から興味を持たなければ患者さんの背景を読み取れない

3年次は、これまでに学んだことを踏まえて、症例に関する知識や臨床で役立つ内容を学ぶ機会が増えます。1カ月にわたって研究に取り組む医学研究演習では、授業で興味が湧いた精神科の研究室を選びました。先生方の研究に参加したりしながら、たくさんの学びを得ることができました。
グループで症例検討を行うPBL(Project-Based Learning)では、知識量はもちろん、患者さんの生活習慣や生い立ちなど疾患の背景を読み取る力が必要だと強く感じました。プロフェッショナリズムや基本的診療技能の授業も患者さんが生きてきた背景を読み取る実践が多く、意思疎通や信頼関係を築く難しさを実感。模擬患者さんへのインタビューも何度か行いましたが、人によって雰囲気やテンションが異なり、短い時間でも会話が続きません。これらの授業を通じて、疾患の背景を知るには、その患者さんに心から興味を持つことが大切だということを学びました。

最先端の医療を学び子どもたちの健康を守る医師に

小児科アレルギー科のクリニックを営む父は、私が子どものころ、大きな病院のNICUに勤めていて、朝早くに家を出て、夜遅くに帰ってくる生活でした。夜中に何度も呼び出されて出勤するなど、子どもながらに医師は本当に大変な仕事だと感じていました。開業後も、夜遅くまで働く父の姿を見て、正直、私は同じようにできないかもしれないと思った時期もありました。しかし、診ていた患者さんが大人になって結婚の報告に来たり、早産児で生死をさまよった患者さんが成長して会いに来てくれたり、また子どもたちから感謝の手紙や絵を受け取る父を見て、私も小児科医への道を考えるように。子どもたちの成長を見守り続ける、そんな父のような医師になりたいです。
藤田医科大学は最先端の医療を学べる環境があります。親身になってくださる先生方と、同じ志を持つ仲間にも出会える場所です。ぜひ一緒に学びましょう。

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