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医学部の学び

医学部の学び

患者さんの主訴や表情から正しく診断するために相手に関心を持つことが大切

医学部 医学科 3年

H.S

地域医療を学び、患者さんのために即行動できる医師に

地域密着型の医療を行い、いざという時に1番に動ける医師になりたいと考え、藤田医科大学を志望しました。世間が新型コロナウイルスの恐怖に怯えていた頃、本学がダイヤモンド・プリンセス号の陽性者の積極的に受け入れたことを知りました。患者さんのために行動する医療者の姿に感銘を受け、本学で患者さんを第一に考える医療者としてのあり方を学びたいと感じました。また在宅医療や病院連携、災害医療など地域に根付いた医療を積極的に提供しているところにも魅力です。入学後は患者さんとの接し方や信頼関係の築き方、そして他職種連携をはじめとするチーム医療の大切さを学びました。アセンブリ教育や臨床実習の多さなど、知識や技術以外で医師として忘れてはならない事を再認識させてくれる授業が多いのは本学に入学してよかったと思う点です。

医学部の学び

広い視点を持って患者さんの疾患や気持ちを読み抜く

3年次は、これまで学んだ基礎知識を土台にして、具体的な症例に関する知識など臨床で役立つ内容を学びます。「PBL Ⅰ」では、与えられた事例やシナリオをもとにグループで症例検討を行います。呼吸困難の主訴から小腸の悪性腫瘍が診断されるなど、患者さんの主訴からは予想もつかない病態や疾患が導き出されることがあり、座学で学んだ診療科別や臓器別の病態・疾患を包括的に結びつけ、広い視点を持って考える重要性を学びました。また1ヶ月にわたって研究に取り組む「医学研究演習」では、認知症・高齢診療科にて音楽ゲームと認知症軽減の関係について研究しています。さらに「基本的診療技能 Ⅰ 」では、カルテの書き方の基本や医療面接や上級医へのプレゼンテーションを学びます。患者さんが話しやすい環境づくりや謙虚で誠実な態度、言葉遣いを再認識する機会になり、今後の臨床実習で役立てたいと思います。

地域医療について深く学び、高齢化時代の医療に貢献する

将来、離島など医師が常駐していない地域で、住民と密接した医療をおこなう医師になりたいと考えている私は、超高齢化社会にあわせた医療体制の改革に興味をもっています。今後は在宅医療の需要が増加し、より密着した地域医療が求められると考えています。そのためには、プライマリケアの発展や県内(市内)の医療機関の連携がさらに必要です。プライマリケアや在宅医療に従事した研究・臨床を行い、より地域に密着した医療を提供できるようになりたいです。
藤田医科大学は、将来なりたい自分になれる大学です。研究も臨床も最先端の技術が学べますし、医療現場で即戦力になれるような授業が充実しています。国際教育にも力を入れているので、将来海外で働きたいと考えている人にもぴったり。本学の6年間で国内でも国外でも活躍できる医師になれるよう、一緒に切磋琢磨しましょう!

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