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医学部の学び

医学部の学び

臨床実習で医療に関わって、
座学の知識が経験値に変わる

医学部 医学科 4年

Y.N

設備が充実し、教育に対する熱意も利便性も抜群

祖父ががんで入院した際、命を救ってくださった医師の姿を見て、患者さんだけでなく、患者さんを大切に思う周りの人たちも同時に救うことができる職業に強い憧れを抱きました。本学は早期から臨床医学に触れることができるのが魅力。入学後は、1年次から病棟での実習があり、将来、医師として働くイメージを早くから掴むことができ、それが日々の講義へのモチベーションになりました。指導教員制度のおかげで先生と学生との距離が近く、指導教員との食事会では普段の講義では聞くことのできない臨床現場の貴重な体験話などを聞き、とても有意義な時間を過ごしています。また大学の施設が充実しており、安くて美味しい学生食堂や学内トレーニングジムはお気に入りの場所です。

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医療者のひとりとして患者さんに関わる責務を実感

4年次になると、クリニカル・クラークシップ(ポリクリ)がはじまり、腎臓内科、リウマチ・膠原病内科、総合消化器外科でそれぞれ1ヶ月間の臨床実習を経験します。これまでの実習とは異なり、スチューデントドクターとして患者さんを担当して診察や処置回診などの実際の医療に携わります。腎臓内科では、初日から患者さんを診察してカルテを書くことになりました。診察に関してはOSCE(オスキー)で練習していましたが、いざ患者さんを目の前にすると不安と緊張でなかなか思うようにいかず。しかし、患者さんの理解や練習の成果のおかげで次第に患者さんとの信頼関係を築くことができました。またリウマチ・膠原病内科では、同じ血管炎の症例でも治療法や主訴に違いがあって改めて臨床医学の難しさを知り、総合消化器外科では、手術のほかに縫合や抜糸、抜鉤、ドレーン抜去などの処置回診での手技も学びました。

幅広い知識を持ち、患者さんの不安を汲み取れる医師に

臨床実習で患者さんの診察を経験し、患者さんは病気や治療に対し、大きな不安を抱えていることを改めて感じました。患者さんはインターネットなどで自分の病気について調べています。患者さんの不安を軽減するために、医師として、病気について、患者さんよりも詳しい知識を持つことは当然です。そのため私は指導医の先生に質問をしたりガイドラインを参考にしたりして学習を重ねました。このような勉強は大学でのテスト勉強などとはモチベーションが全く異なり、医師として背負う責務を感じ、スチューデントドクターとしての成長を感じました。先生の言葉で心に残っているのは「医師になるより、なった後の人生のほうが長い」ということです。将来、医師として社会に出た時の姿を想像しながら、今後も臨床での知識を深めていきたいです。

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