「ダビンチ」の操作を体験。オペに対する意識が変わった
学内にあるタビンチのトレーニングセンターで1カ月間にわたり、手術支援ロボット「ダビンチ」の実習をしました。ゲーム形式で学べるソフトを使って操作の練習をしたり、鶏肉で層の剥離を体験したり、非常に濃い内容でした。ダビンチの鉗子は、腹腔鏡手術で使用するものよりも可動域が広く、手で掴んでいるような感覚で執刀することができます。オペ中に必要な操作を学んだことで、実際のオペを見学する際もイメージが湧きやすく、より興味を持って見るようになりました。
医療現場では、オペが長時間になると、執刀医の心身疲労などから手術ミスの可能性が高まります。最新機器を導入すれば、オペ時間の短縮や縫合不全のリスク回避など、患者さんへの負担を軽減できるため、手術ロボットの進歩は医学に多く貢献すると思いました。


