最新の医療ロボットの見学や操作練習を通じて進化する医療を探求 | 藤田医科大学 高校生向け特設サイト

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医学部の学び

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最新の医療ロボットの見学や操作練習を通じて進化する医療を探求

医学部 医学科 6年

A.K

最新のリハビリ機器を見学し、きめ細やかな医療の実現に期待が膨らむ

藤田医科大学病院リハビリテーション科での実習で、トヨタが開発したリハビリテーションロボット「Welwalk」を用いたリハビリテーションの様子を見学。先生からロボットの活用方法や患者さんの歩行能力向上にどのように活用されているかを解説していただきました。「Welwalk」は患者さんが継続してリハビリテーションに取り組めるように、モチベーション維持を支援するゲーム機能などが搭載されていて、機器が精神面も支えようとしていることに驚きました。さらに、患者さんの歩行状態の判断や改善策の検討もサポートしています。医療従事者の業務負担軽減と効率的な歩行練習を提供が可能になることを間近で見て、ロボットの進化がさらにきめ細やかな医療提供につながると実感しました。

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学生時代から最新の設備に触れられる環境を大いに活用したい

その他にも、手術支援ロボットのダヴィンチやhinotoriを用いたオペを見学し、実際にそれらを用いて縫合の練習をさせていただきました。改めて、藤田医科大学病院には最先端の医療が提供されていることを実感し、学生時代から最新の設備や器具に触れながら実習をができる環境に感謝しています。特に5年生からの臨床実習では、最新機器を用いた疾患の診断・症候・治療の一連の流れを自分の目で確かめることができ、疾患に対する最新治療への理解が深まりました。恵まれた医療環境での実習により、医師になった際により広い視野を持って診療が行えるのではないかを思います。
本学は教育熱心な先生方が多く、学生ができる手技も希望すれば積極的に参加することができますので、その環境を生かし、これからも知識・技術を磨いていきたいです。

将来は、家庭医として地域包括ケアシステムにも関わりたい

臨床実習でさまざまな診療科の医師と関わらせていただき、医師の仕事ぶりを間近で感じる中で、自分の理想とする医師像が明確になってきました。私は、これからの社会課題として、少子化問題や2025年問題の解決に注視しています。団塊の世代が後期高齢者になることで起こる2025年問題では、高齢者の増加に伴って地域包括ケアシステムや在宅医療の必要性が高まっていくと思います。私は将来、家庭医として、訪問診療も行いながら地域で働き、地域包括ケアシステムの構築推進や、限られた財源の中でのより良い医療の提供にも関わっていきたいと考えています。そして、医療を通して、みんなが安心して生活できる地域づくりに貢献したいです。

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