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医学部の学び

医学部の学び

どこよりも早い医療の最先端にふれ、
より深く専門性を探求する

医学部 医学科 5年

A.Y

開設間もないセンターで医療の最先端にふれる

2024年5月1日から本格的に稼働を始めたセラノスティクスセンター。早速、ここでの臨床実習があり、最新の高度ながん治療の実態にふれることができました。本センターでの治療によって、全身に腫瘍が転移していた患者さんが寛解したケースがあることを知り、新たながん治療の1つであるセラノスティクスによって「個別化医療」の可能性や実効性を身近に感じました。こうした最先端医療やその道のエキスパートである先生方から直接学びが得られるのは本学の強み。診断・治療の選択からインフォームドコンセントの方法まで、座学だけでは学びきれない「生きた学び」を得ています。多職種との連携を経験する機会も多く、医師だけでなく看護師や薬剤師、リハビリスタッフなど、さまざまな職種の方々と協力しながら患者さんを支える重要性を実感しています。

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実際の診療に関わり、医療者としての自覚と責任が芽生える

4年次までの臨床実習は「医学の知識を学ぶ」という意識でしたが、5年次では病院での診療に関わる機会が増え「医療者として考え、行動すること」の重要性を強く感じています。5年次の臨床実習では人生ではじめて患者さんを担当しました。退院時に「先生が一緒にいろいろな話をしてくれたから入院生活もがんばれました。先生が私の担当になってから毎日の回診が楽しみになりました。ありがとうございました」とお手紙をいただき、医師という職業の素晴らしさを感じました。それからは「自分が主治医だったら、何をすることが患者さんの為になるのか」という考えが芽生え、積極的に先生方に質問するようになりました。チーム医療の一員であるという責任感も強くなり、患者さんの病態を理解し、治療方針を考える視点が身についたと思います。

常にアップデートを意識し、一人ひとりに寄り添う医師を目指す

将来は、全人的な医療を提供し、患者さんに寄り添える医師を目指しています。病気だけを診るのではなく、その人の背景や価値観にも目を向け、一人ひとりに最適な医療を提供したいと考えています。そのためには、医学的知識や技術の向上はもちろん、コミュニケーション力や共感力も大切にして診療にあたりたいです。また、医療は日々進化しており、常にアップデートを続け、最新の技術や情報を学び続けることが不可欠。エビデンスに基づいた医療のほか、新しい治療法や診断技術を積極的に取り入れ、患者さんにとって最良の選択肢を提示できる医師になりたいです。また多職種と協力しながら患者さんを支えるために、医師としての専門性を高めつつ、患者さんの人生に寄り添い、信頼される存在になれるようにこれからも努力を続けます。

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