積み上げた知識と臨床での実体験が相まって生きた学びとなる | 藤田医科大学 高校生向け特設サイト

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医学部の学び

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積み上げた知識と臨床での実体験が相まって生きた学びとなる

医学部 医学科 卒業

K.T

先端医療に挑戦する環境で、知識と経験を同時に積み上げる

本学を志望したのは、最新の技術や設備を積極的に取り入れて常に新しいことに挑戦する姿勢から今後の医療の先駆けとなる勢いを感じたことが大きな理由です。全国トップクラスの臨床数を誇る大学病院での臨床実習でさまざまな症例について学べるだけでなく、他学部とグループ学習するアセンブリ教育も魅力的でした。
臨床実習では、現場で学ぶ時間と足りない知識を補う自習時間が必要です。幸い、本学は臨床現場と隣接しているため、大学で自習中に臨床の先生から連絡を受けた際にすぐに現場に直行でき、貴重な経験を逃さず学べました。
指導熱心な志高き先生の下、藤田式PBLでは、仲間とともに臨床推論、検査のオーダーなどを通じて疾患や病態の理解を深めることができました。他学生の意見から自分にはない思考や発想を得た経験は非常に有意義で、その後の勉強にも生かしています。

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より正確な診断のために、豊富な臨床経験と問診や検査データの重要性を実感

6年次の実習先には皮膚科・耳鼻咽喉科を選びました。これまでの学びを振り返り、自分には皮膚科・耳鼻咽喉科の基礎や疾患に対する理解がまだ不十分だと感じ、学生のうちにしっかり学んでおくべきだと思ったからです。特に皮膚科は皮膚の状態などの外観が診断に直結しやすく、正しい診断に数多くの経験が必要です。実習を通じて、発疹の形式や疾患に特有の外観など日々の学習で学んだ典型的な症状を基礎として、それを臨床での症例に当てはめていく力が大切だと思いました。また、外観での診断が難しい場合、担当医は患者さんの主訴や検査データ、経過から適切な診断を行い、薬を処方していました。それを見て、改めて問診や検査データの重要性を体感しました。さらに手術件数が多いため、外科の症例に数多く触れたことも今後の糧になりました。

実体験で学んだことが生きた知識に。将来の夢に向かいさらに邁進する日々

大学6年間での各科のローテートを経験し、各科の知識を並行して学ぶ中でやはり一番の経験となったのは、担当した患者さんへの身体診察などです。実経験として学んだことは生きた知識になっており、医師として臨床で活躍する土台になりました。私は将来、形成外科に進みたいと考えています。大学病院で口唇口蓋裂や眼瞼下垂の手術、熱傷の植皮などを見学し、確実な技術で機能面も整容面も治していく先生方の姿に憧れました。また、手術を受けた患者さんが、回診の時に嬉しそうな声で話してくれたことが嬉しく、私も患者さんの笑顔がみられるような術者になれるようになりたいと思いました。形成外科は手術の結果がその人の外見につながります。実習でより繊細な技術が必要だと体感したため、この先も勉学に励んでいきたいです。

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