医学部 医学科 ６年
Y.Y
私が本学を志望したのは、全国トップクラスの病床数を誇る藤田医科大学病院で学生のうちから幅広い疾患について学ぶ機会に恵まれていることに魅力を感じたからです。早期から実習が多く、これまで高度な手術や珍しい症例を数多く見てきました。さらに藤田医科大学病院は常に新しいことに挑戦する姿勢があり、最新の技術や治療法を積極的に取り入れています。おかげで学生たちは最新の環境で専門的な知識を深めています。また、先生との距離が近く、どんなことでも気軽に相談できるのが嬉しいです。6年次になってからは卒業試験に向けて心強いサポートをいただいています。また医学生でも部活動に励む学生が多く、私も最高学年まで部活動を続け、最後の大会に出場して良い思い出ができました。学業もキャンパスライフも充実しています。
6年次は実習先を自分で選ぶことができます。私は大学病院以外の現場を経験したいという思いがあり、学生を積極的に受け入れている産婦人科クリニックに赴きました。現場では患者さん一人ひとりに異なる背景を考慮しながら、瞬時に適切な判断をする医師の姿に深く感銘を受けました。その的確で素早い動きに圧倒されると当時に、医療現場では高度なスキルが求められることを実感。教科書で学ぶ知識だけでは、現場で直面する問題に即座に対応することはできません。これまでたくさんの臨床実習を重ねてきましたが、今年は医学生として最後の1年。国家試験の勉強においても、現場で働くイメージを持って取り組み、学びのすべてを経験に変えていきたいです。
本学では、数々の臨床実習を通じて、たくさんの患者さんと接することができました。患者さんがどのようなことで困っているのか、またどのような治療を望んでいるのかを直接伺う中で、医師としてのあり方を深く考える機会が増え、少しずつ医師としての自覚が芽生えました。医師を目指す友人たちと支え励まし合って過ごした日々も私の成長につながっています。
私は将来、外科医を志望しています。中学・高校時代から憧れていた外科医となり、自分の手で手術を行って患者さんや周囲の人々に最大限の貢献をしたいと考えており、医療知識や共感力などの人間的にも成長できるよう努力しています。将来は頼りにしてくれる人々の期待にしっかり応えられる医師になれるよう、日々学びを深めていきたいと思っています。
